表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
178/546

177.魔導書と別離

(ダリヤとトビアス回です)

「あ、忘れるところだった……」


 ダリヤはどうにか立ち上がると、壁際に置いていた箱をテーブルに載せた。

 中にある魔導書を出すと、トビアスが目を見開く。やはり覚えはあったらしい。


「これ、父の書斎から出てきたの。あなたの魔導書みたいだから……」

「いや、師匠は二人用に作ると言っていた。俺が前に見たときは、開きっ放しでまだ何も書いてなかったが……」


 魔導書が二人用ということに、ほっとする。

 思ったより自分は、父の遺したものが気にかかっていたらしい。


「俺の紅血こうけつ付与はあるが、ここで開いて、魔封板をはさんで閉じないようにすればいい。君には面倒をかけるが、そうして使ってくれ」

「私が使うって……トビアスは魔導書がいらないの?」

「俺が受け取るべきものじゃない――ゾーラ会長、申し訳ありませんが、魔封板を一枚お借りできませんか?」

「いいですとも」


 オズヴァルドは、棚から銀の魔封板を持ってくると、トビアスに手渡す。


「ダリヤ、オルランドさん、その魔導書の件も含め、二人だけで話す時間が必要ではありませんか? 今を逃せば、おそらく話す機会はそうないでしょう」

「二人で話すといっても…………」

「あの、これを渡すだけですので……」


 言いよどむ二人に、オズヴァルドはひどく優しい目を向けた。


「私が若い頃、別れゆく相手に言わないで後悔したことが山とありましてね。同じてつを踏ませたくはないのですよ。言いたいことは、きっちり言ってしまいなさい。これから二十分ほど、私は書類を見ておりますので」


 オズヴァルドは盗聴防止の魔導具をテーブルに置くと、二人の返事を待たず、部屋の奥へ行ってしまった。


 ダリヤとトビアスは顔を見合わせると、困惑しつつ魔導書に向き直る。


「とりあえず、これを確認しよう。まだ何も書かれていないかもしれないし」

「そうね」


 トビアスが手を当てて表紙を開くと、二つ折りの白い紙がひらりと出てきた。

 彼はそれを手に取ると、視線を何度か移動させる。たちまちにその目が赤く潤み、噛みしめた唇は白くなった。


「……トビアス、それ、父さんの手紙?」

「……ああ」

「私にも読ませてもらえない?」

「俺宛で、その……君が見るのはやめておく方がいいと思う」

「私宛でなくてもいいの。父の最後の手紙だと思うから、お願い……」


 ダリヤの懇願に、トビアスは迷いつつも、どうにか紙を渡してくれた。

 白い便箋には、一目で父カルロのものとわかる、少し左にねじれた字が綴られていた。


『トビアスへ


 これを読んでいるということは、俺に何かあったのだろう。

 最近、少し年を感じていたので、仕方がないと思ってほしい。


 この本に最低限のことは書いておいた。

 わからないところは、リーナ・ラウレン先生に尋ねるといい。


 あと、ゾーラ商会のオズヴァルドに一度、蠍酒スコルピオを持って挨拶に行け。

 二人とも一人前になる腕はある、それでなんとかなるはずだ。


 月並みだが、ダリヤを頼む。

 できるだけ前に立って、守ってやってくれ。

 イレネオと話して、あまり目立ちすぎないようにしてやってくれ。

 心配性の父ですまんが、よろしく頼む。


 トビアス、無理をして体を壊すな。

 夜中に隠れて作業するのも、勉強するのもほどほどにしろ。

 あせらなくても、お前はいい魔導具師になる。


 見ない手紙だとは思うが、一応シメに、かっこつけておくか。

 息子と娘へ、どうか、幸せであれ。

                   カルロ・ロセッティ


 追伸:姿絵は息子への遺産として全部やる。片付けると言って好みのものは隠せ。』


「父さん……」


 懐かしい筆跡に胸がつまり、自分への想いに涙がこぼれそうになった。

 だが、最後の一文で一気にひいた。


 感動を返せ、せめて追伸に書くな、シメならそこでシメろ。

 遺言の最後がこれというのは、あんまりではないか。

 父がここにいたら、両肩をつかんで思いきりゆさぶってから、ぎちぎちに説教したい。

 とりあえず、次に墓参りに行くときには絶対に文句を言おう――ダリヤはそう誓った。


「ちょっと感動しかかったのに、最後で全部台無しよ……絶対おかしいわよね、父さんて」

「……師匠は……いろいろ考えてて……でも、なぜ、ここで姿絵?」


 トビアスが涙をこらえつつ、思いっきり混乱している。どうやら姿絵の件は知らなかったらしい。


「父さん、その魔導書を姿絵の山に隠してたの。だから、私がなかなか掃除できなくて、一年もそのままで」

「姿絵の山って……師匠は、なんでそんなことを?」

「父さんは、私がトビアスに姿絵の片付けを頼むと思っていたのね」


 頼んだのは、トビアスではなくヴォルフである。彼にはとんだ迷惑をかけてしまった。


 そしてふと気づく。

 手紙に『姿絵は息子への遺産として全部やる』とあるのだから、トビアスに全部渡すべきではないだろうか。


「あの、姿絵は全部ゴミ袋に入れちゃったんだけど、物置に置いて、まだ捨ててないから」

「いや、いらないから」

「麻の大袋に二つぐらいあるんだけど……」

「いや、本当にいらないから。大袋に二つって……色つきなら、古本屋に出せばそれなりの値になるとは思うが」

「そうなの?」

「たぶん……」


 互いに半分涙目だというのに、なんともしまらない話になった。

 フォローしようとして互いに言葉が出ず、ほぼ同時にため息をつく。


「なんで、トビアスが私を地味にしておきたかったか、わかったわ。婚約してから、父さんにこれと似たことを言われてたんでしょう?」


 手紙の一文を読み返し、ダリヤは苦く笑う。

 『できるだけ前に立って、守ってやってくれ。』なんとも過保護な父らしい心配だ。


「それは……師匠は、ダリヤには人付き合いも商売も教えてやれなかったから……俺がダリヤの前に立つようにと……」


 トビアスは否定しなかった。

 ダリヤに言うか言わないかで葛藤しているのが、透けてわかる。

 それがわかるほどには、自分はこの男の近くにいたのだ。すでに過去形だけれど。


「今さらになるが、本当にすまなかった。全部、俺が悪い」

「そこで一人でまとめないで。正直に言ってほしいのだけれど……私、何が足りなかった?」


 少しだが、気にかかっていたことがある。

 妻として役立つよう、トビアスに合わせていた自分の、何がだめだったのか。

 容姿か、性格か、行動か、できるなら一度はっきり聞いてみたかった。


「君に何も足りないところなどなかった……ダリヤは俺よりできる魔導具師だから、嫉妬で馬鹿なことばかりやっていた」

「どうして嫉妬? トビアスの方が腕は上じゃない」

「俺はせいぜい検品と補修向きの腕だ。君は、発想も試作も凄いからずっと嫉妬してた。だから、妻として俺の言うことを聞いてくれるか、君を試していた。最低だったと、今はわかる」


 昏くこぼれた声は、懺悔にも似て。トビアスは一度息を吐くと、自分に問い返す。


「ダリヤの方こそ、俺に言いたいことはあるだろう?」


 この際だ、遠慮なく言わせてもらおう。

 オズヴァルドも言っていたではないか。『言いたいことは、きっちり言ってしまいなさい』と。


「そうね。結婚前日に新居に彼女を連れ込んでいたのと、そこに住みたいって言われたのと、婚約腕輪を返せと言われたのと、あげたルビーを返されたのは、結構ショックだったわ」

「すまない……エミリヤしか見えてなくて、どうかしてたとしか……あと、ピアスの台にしようと鉱物を注文したんだが。得意先に、あのルビーとつり合うようにと頼んだら、紅金こうきんの塊で、予算を過ぎてしまって……」

紅金こうきんって、ミスリルより高いじゃない……」


 紅金こうきんは、強い付与魔法を入れられる、いい金属素材だ。

 ただし、産地は火山帯でかなり稀少な上、なかなかにお高い。

 得意先に頼んでしまったがために断れなかったのだろう。

 どうりで当時、手持ちが少なく、婚約腕輪を返せとしか言えなかったわけである。


 しかし、貴重な金属の紅金こうきんである。

 素材としては難しいが、面白そうではある。

 もしかすると、魔剣の材料にできるかもしれない。

 魔剣の材料にできなくとも、ピアスの台や腕輪、指輪にも加工できそうだ。


「その紅金こうきんって、まだある?」

「届いた箱に入れたままだ。色が合わないから、ピアスの台にする予定もない。手放すにもちょっと微妙で」


 買値より今の売値が低くなっているのだろう。

 大きさと買値を尋ねて納得した。金貨二十五枚超えは、確かに手放しづらいだろう。


「その紅金こうきんを買値で私に売ってくれない? 素材として使いたいから」

「かまわないが。俺に気を遣っているならやめてくれ」

「私は単純に素材としてよ。それに気を遣うなら、トビアスが奥さんに遣うべきでしょう。婚約腕輪の使い回しなんて最低よ」


 何度も思っていた本音がこぼれた。

 婚約腕輪の使い回し、あれは自分にもエミリヤにも失礼である。

 はっきり言えばありえない。デリカシーがなさすぎる。


「いや、エミリヤは気にしないと……」

「気にしないわけがないでしょう! 私も嫌よ、一度着けた婚約腕輪を誰かがつけてるなんて。今の婚約腕輪は石屋に売って、それで、紅金こうきんの分を足せば、買い直せるでしょう」

「……わかった、話してみる」


 ダリヤの気迫に押されたか、トビアスは素直にうなずいた。

 流れのついでに、さらに尋ねる。


「その、奥さんとは、いつから付き合ってたの?」

「……あの日の前日」

「婚約破棄する前の日? そんなに急に?」

「新居が見たいといわれて、そこで告白されて、その……」


 ロミオとジュリエットのような急展開のロマンスだったようだ。

 自分には前世も現世も縁がない話だが――うすら寒い笑いになっていると、トビアスが遠慮がちに聞いてきた。


「ダリヤは、その……スカルファロット様と」

「最初に会ったのは婚約破棄の二日後よ。トビアスと大通りのお店で会った日に、たまたま再会したの。あれが二回目。あの場で私に気を遣ってああしてくれただけ」


 便箋を二つ折りに戻し、トビアスに返す。

 この手紙を読んだ今、もう一つ、確認しておきたいことがある。


「防水布がオルランド商会経由だったのも、父さんの希望だったんでしょう?」

「あの後で、そうだと聞いた」

「『ダリヤの前に立つように』って……トビアスは、小型魔導コンロの名義も同じように考えたんじゃないの? いいえ、トビアスだけじゃなくて、オルランド商会も」


 ずっとわからなかった。

 なぜ兄弟子であるトビアスが、ダリヤの作った小型魔導コンロを、己の名義にしたのか。

 前に立って、守ってやってくれ――父のそれがねじれた結果ではないか、そう思えた。


「小型魔導コンロの名義の件のとき、父の希望を聞いたらすぐ、私に言えばよかったじゃない。そうすれば、もう少し他に方法を考えられたし、ギルドに説明もできたし、商会もここまでこじれなかったのに……」


「言えるわけがない。娘を守れと言われて守れなかった、エミリヤに夢中で何も見えなくて、コンロの名義の件まで本気で忘れていた。その前に、君と話すらしなかったんだ。それに、そうすると決めて実行したのは俺だから、俺が負うべきことだ」

「それでトビアスは意地が通せていいかもしれないけど、商会は? 皆に迷惑がかかってるじゃない」


 オルランド商会の傾きや、ある程度の事情は、イヴァーノから今日聞いた。

 ダリヤが悩むことではないとイヴァーノにもヴォルフにも言われたが、それでも、申し訳なさはつのる。


「今日、商会への詫びでエミリヤとあそこにいた。商会長と役付けの者達、保証人に、二人で謝ったところで、君が来た」

「そうだったの……」

「結果として、うちの商会はロセッティ商会に助けられて、つぶれずにすんでいるんだ。あとは俺のやったことを、俺が返さなきゃいけない――ダリヤは、他に言いたいことはないか? 殴られても文句はない」


 神妙に言うトビアスに、つい苦笑してしまった。


「父さんもトビアスも、ひどいわよね。私を守る守るって、父さんは不摂生でさっさと逝っちゃうし、トビアスは他のひとのところに行っちゃうし。本当に勝手なんだから」

「……すまない」

「でも、二人ともいなくなっても、守られなくても、私はちゃんとしてるでしょう? 友達も仲間もいるし、仕事もあるし」

「……むしろ俺が君の隣からいなくなって、良かったんじゃないかと思っている」


 自虐的に言う彼から目をそらし、そっと伏せた。

 これからたぶん自分も、似た表情かおをする。


「……私ね、トビアスに言われたことを全部そのままやって、便利になるようにしてたわ。ただ役に立つ妻になろうとしてたの。役に立っていたら、捨てられないと思って」

「捨てられないって……」

「捨てられたくなかった。恋なんかしなくていいから、ずっと隣にいて、死ぬときに一人きりじゃないようにしたかった……でも、きっと、それが間違いだったわね」


 思い出せば、トビアスも、最初の頃は聞いていたはずだ。

 『君はどう思う? 君はどうしたい』と。

 それを、トビアスの選択に任せ続けたのは、ダリヤ自身だ。


「気持ち悪かったでしょう? 私、ずっとうつむいて、あなた任せで、意志のない人形みたいだったもの」

「そんなことはなかった。俺は助けられていた……今さらになるが、礼を言う」

「私も、気づかないうちに守られてたことに、お礼を言うわ」


 自分のことを何かと心配していたと、ルチアから聞いた。

 客先からの苦情を一人で対応してくれていたのも、一人で仕事をし、商会を持ってから気づいた。


 そして、父の手紙で理解した。

 恋の嫉妬ではなかったが、おそらく家族のように心配し、守ってくれていたのは本当で。まったく気づかなかった自分の幼さに笑えない。


 父も、トビアスも、自分も、方法を間違えてしまったけれど、それぞれ懸命だった。


「本当は私、後ろじゃなく、トビアスの隣を歩くような付き合いがしたかったの。ずるくて、言えなかったけれど」

「……それは、俺の隣じゃないんじゃないか?」

「え?」


 トビアスの視線が一度ずれ、すぐに戻った。


「お互い、兄妹弟子だけだったらよかったわね。父さんはきっと、読み間違えたんだと思うわ」

「そうかもしれない。でも、俺が君にしたことは――」

「もう、いいわ。全部許すから、二度と謝らないで、トビアス」


 自分の言葉に兄弟子は固まり、少しだけ頭を下げる。


「ありがとう……もし、また作業で必要なことがあれば言ってくれ。できるかぎり協力する」

「ええ、そのときはお願い。私の方でも、イヴァーノやガブリエラと父の希望のことを話すから。イレネオさんに伝えて」


 そこまで話し終え、ふと隣のテーブルを見ると、先ほど練習した防水布が載っていた。

 二枚目のきれいな付与のついた方だ。


「悔しいけど、やっぱり平面付与は、魔力が上がっても全然かなわないわね……」

「君から『悔しい』という言葉を、初めて聞いたな」

「よく思っていたわよ。平面付与のできる魔力がうらやましかった。防水布に一気に付与をするとき、青から変わって、虹色に光るでしょう。あの瞬間が、雨上がりの空みたいで、好きだったわ」


 青さをはらんだ虹色の魔力。

 それはいつもきれいに整っていて、みとれたものだ。


「俺は、ダリヤの長時間魔力と発想がうらやましかったが」

「私もトビアスがそういうことを言うのは、今日、初めて聞いたんだけど」

「意地でも言いたくなかったからな……魔力と言えば、君はいい方に上がったな。最初は不安定でわからなかったが、一段、虹色が鮮やかで、前より密度が上がっていた」

「それならうれしいわ。自分の魔力って見慣れてしまって、違いがあまりわからないから」


 不意に、婚約前のように話している自分達に気づき、ダリヤは理解した。


 ああ、終わったんだ。

 内にあった苦さは消え、糸のように細く残っていた後悔まで、すべて切れた。

 もう、兄弟子と妹弟子、同じ師匠に習った間柄、魔導具師同士、それ以外、自分達にはない。


 オズヴァルドの軽い咳が聞こえた。時間的にはそろそろなのだろう。

 互いに視線を向け、わずかにうなずいた。


「この魔導書は、やっぱりトビアスが持っていて。あなたの紅血こうけつ設定だもの」

「……わかった。ありがたく受け取る。書き写してもう一冊作るから、それを君に返すということでいいだろうか?」

「ええ、お願い。覚えていないことが沢山ありそうだから」


 区切りになる言葉を探したが、何も出てこない。

 ただ、思い出したことがあった。


「おかしな話になるんだけど、私達、会ってから一度も『さよなら』って言ったことがないわね。仕事でずっと一緒だったし、婚約破棄をしたときも言わなかったわ」

「そういえば、そうだな……」


 思えば、緑の塔でトビアスと出会ってから、ただの一度も『さよなら』と言ったことはなかった。

 次の日に仕事で会うか、休み明けに会うから、言う必要がなかった。

 また明日、また今度、また休み明けに――そうやってつながる時間の先は、もう自分達にはない。


「……兄弟子から先に言う?」

「いや、君から言ってもらう方がいいだろう」


 婚約はしたものの、互いに本気の恋などしていなかった。

 ただ、父の元、魔導具師の兄弟子と妹弟子で、仕事仲間として、共に時間を重ねただけ。

 それでも、別れの言葉は少しだけ胸に痛い。


「……さよなら、トビアス」

「……さよなら、ダリヤ」


 ただ一言の別れの後、お互い、なんとか笑えた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
更新はX(旧Twitter)でお知らせしています。
コミックス8巻5月10日発売です。
書籍
『魔導具師ダリヤはうつむかない』1~12巻、番外編
『服飾師ルチアはあきらめない』1~3巻(書き下ろし)、MFブックス様
コミカライズ
魔導具師ダリヤ、BLADEコミックス様1~8巻
角川コミックスエース様2巻
服飾師ルチア、1~4巻王立高等学院編2巻、FWコミックスオルタ様
どうぞよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
3人とも心配しあって3人とも間違えていた……他人を理解するのって難しいということがよく分かるよね……
[一言] 若さゆえの過ちよな 言葉を交わして互いに蟠りがある程度解けたのは幸運な事だと思う こちらが望んでも、もう相手に会うことすら叶わないことがザラにあるからね
[一言] トビアスがのぼせあがったのは一服もられたんじゃないかとも思えてきたが、貴族とのつながりがないとそんな薬も手に入らなそうだ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ