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これからの僕(私)  作者: 阿部いりまさ
これからの僕(私)〜本編〜
7/64

6.晴海は自己紹介と部活で悩む

ども!阿部いりまさです。今回は少し投稿が遅れてしまいすみませんでした。

でもこの作品、まだまだ完結させる気はないのでよろしくお願いします!


キーン…コーン……カーン…コーン



本日は高校生になってから2日目。

今は朝のHR(ホームルーム)が始まるのを待ちながら新しく高校でできた友達と話してる最中。


「それで?昨日の男の子は、彼氏さんなのかな~?」


こんな風にとても明るくて元気のある娘が高校に入ってから2人目の友達「日高 伶奈」ちゃん。

背は僕とそこまで変わらないと思うけど少し大きいくらいかな?胸は……胸も僕より少し大きいくらい。はっきりいって可愛い。

しかし、1ーBの生徒なので僕達とは別のクラスということことになる。

こんな娘がクラスにいたらもっともっと楽しそうだけどなぁ。


「そっ、そんなことより!HR始まっちゃうから!戻ったほうが!!!」


昨日の男の子というのは悠斗のことだろうねきっと、悠斗のほうみながら話してたみたいだし。


「ちぇー、じゃあ休み時間かなんかにいっぱい聞かせてもらうよっ♪」


そう言うと伶奈ちゃんはそそくさと教室から出て行った。伶奈ちゃんは元気ありすぎっ。でもそこがよかったり。


「でも私も気になるなー。はるみちゃんと内田君のか・ん・け・い!」


僕の隣にいるもう1人の女の子は「小宮山 咲」ちゃん!高校での友達の1人目で咲ちゃんのほうから話しかけてきてくれて、すぐに友達になれた。

ちなみに咲ちゃんは背は高いし、でるべきところかしっかりでているといったところか。そのおかげかわからないけど高校の制服がとてもよく似合ってるんだよねぇ。うっ羨ましくないしっ!だってほら僕は男だし。


「だ、だから中学からの友達だって………」


「じゃあ今はそういうことにしとこうかな?」


そんなことを話してる途中、悠斗は前の席の人と話してるみたい。結構楽しそうだなぁ、僕も男の子のときはああやって話してたんだよねぇ…………

あ、そろそろ先生くるかな?


「咲ちゃん座ったほうがいいよっ。すわろっ」


「はい、りょーかい♪」


ガラッ


「はい、はよーっ」


おはようございまーすとみんな一斉に言う。今から朝のHRだ。


「えー、今日は特に決めることもないから、まぁ、自己紹介だな。1人1人自分の席でいいから立って自己紹介しろよー」


この適当っぷり。でも中学の頃はほんとに厳しい人しかいなかったから少し楽ではあるんだけどね。

おっと、自己紹介が始まる!


「えーっと、1番の『浅井(あさい) 智徳(とものり)』です。サッカーやってますんでよろしくです。」


う~ん、確かにサッカーやってそうな雰囲気だなぁ。

1人ずつ聞いてると眠くなってくるなぁ。



「9番の内田です。特に趣味はありませんがお願いします。」


え?うそ⁉僕そんなにぼーっとしてた⁉

自己紹介の考えないと!




「小宮山 咲です♪音楽系なら得意なんでよろしくお願いします!」


えぇ!もう咲ちゃん⁉ええと、ええと、もういいや!普通に自己紹介すればいいんだからっ!


「え、えっと、16番の相良 晴海ですっ!中学の頃は帰宅部でしたっ!!!」


シ~ン


あ、あれ?まずかったかな???どうしよぅ……………

しばらくして教室のあちこちから、「おー、可愛い!」、「世話したい!」、「お風呂にいれてあげたいなっ♪」などと聞こえてきた。なんか最後のほうだけいやらしい感じがするけど。

でも成功したみたいだしいっか♪


「可愛いかったよ!晴海ちゃん!!」


席に座ると咲ちゃんがそういってくれた。でも僕は一応男なので特に嬉しくもないし、だからといって嫌だとかそういうのもないんだよね。


「あ、ありがとう…」


それから数十分後に、クラスの人達の自己紹介は終わった。

最後の人が終わったとともに先生が、


「おーし、じゃあ次は何するか?まぁあと5分程度で授業終わりだから好きにしてろー!ただし、教室から出んじゃねぇぞー」


ざわざわと教室がうるさくなり始める。僕は寝てようかな?昨日はあんま寝れなかったし。少し寝てよ、おやすみ~。



*******



キーン…コーン……カーン…コーン



あ、終わったみたい。

ん?なんか声が聞こえるような気がする………


「……きて…起きて……起きて晴海ちゃん!」


あれ?声の人は咲ちゃんだったのか。


「ごめんね。少しウトウトしちゃって」


僕はあくびをしながら謝る。


「いいよ、いいよ!それより次は部活動紹介だよっ!はやく講堂に行こっ」


「え?そ、そうだね。いこっか」


しかし部活かぁ、どうしようかなぁ………



ここは講堂。

この私立梵城学園高校、(略称は梵高、もしくは梵城高校。海都氏考案)の施設の1つで主に集会とかに使われているらしい。椅子も設置してあるので音楽ホールみたい。結構快適だし。

ここで今日は部活動の紹介が行われるんだけど、パンフレット的なのみただけでかなりの多さの部活があるのがわかるなぁ。これ全部紹介すんのかなぁ………長くなりそう。

ぼーっとしてると隣から、


「晴海ちゃん、晴海ちゃん」


「え?なに?」


「晴海ちゃんってもう入る部活決まってるの?」


「う~ん、入りたい部活はないけど」


「そうなんだぁ!じゃあ、一緒に探そうねっ♪」


「うんっ!」


かいわをしてるとアナウンスが入った。


『只今より、全32の部活動紹介を行います。』


全部紹介するのかっ!長くなるぞっ!寝ちゃうぞっ!


『なお、全部活動の紹介が終わったら、気になる部活の見学、もしくは仮入部ができますので、是非行ってみてください。

では長らくお待たせしました。1年生の皆さん。

これより部活動紹介を始めます。』


やっと始まるのかぁ。





部活、どうしよっかなぁ………………










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