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記念日シリーズ

天皇誕生日

作者: 尚文産商堂

日曜日となった今年の天皇誕生日は、静かに過ごしていた。

ニュースでは、一般参賀についてしている。

その中で、高校2年生の井野嶽幌(いのだけほろ)は、昼ご飯を作っていた。

「今年ももうすぐ終わりだねぇ」

のんびりとした口調で言っているのは、双子の姉である桜だ。

いつも通りに、幌の背中を、居間の机からみている。

「今日は天皇誕生日だからかな。今上(きんじょう)陛下の御代(みよ)では、12月23日がその日になっているんだ」

「なるほどねー」

桜が、妙に間延びした声で、うとうとしながら答える。

そして、完全に眠ってしまった頃、料理の手を止めて、幌が桜に毛布をかぶせていた。

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