表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

男であること?


「なんでこの人はこんなにも自分に自信がないの?」


「男はそんな部分もあるんだよ。一部の人は違うのかもしれない」


「不便よね」


「それだけ必死だってことだよ」


「行為に?愛に?」


「……」


女女女女女女女女女

女女女女女女女女女

女女女女女女女女女

女女女女男女女女女

女女女女女女女女女

女女女女女女女女女

女女女女女女女女女





はあ~




僕はため息をついた。自宅のアパートの一室で僕はパソコン のディスプレイに映る自分の脳内を見てさらに落ち込んだ。これでは前田と一緒だ。

 喫茶店での出来事から一週間が経った。一週間、自分の暴挙を責めまくった。それがやっと収まってきた。そんなところだ。やっぱり僕は男だ…



 そういえば一年前の「彼女」はどうしてるだろう。子供も生まれて旦那さまと楽しく暮らしているのだろうか?いやそうに違いない。あんないい人なんだ……

幸せならそれでいいはずだ


 でも机の上に置かれている携帯電話を僕はチラリてしまう。ハッとして僕はパソコンに向き直った。



 今度はアルファベッドで打ち込んでみよう。そう思った。




女女女女女女女女女

女女女女女女女女女

女女女HHH女女女

変変変変恋変変変変

変変変変変変変変変

    態 




打つ手なしか…

僕は思った。



ピンポーン~




そこまで考えると6畳1Kの部屋にチャイムが響いた。



扉の前に立った。どうせ新聞勧誘だろう。



もしくは……




前田だった。




とりあえず扉を開けてやる。


「よ!飯でも食べない?」そういうと、弁当屋の袋を目の前に差し出した。

 しかしその姿もさまになってる。だから前髪は気にするな!


クソッタレ!



「ああいいよ~」


まあ…とは思いつつも大学生の一人暮らしは意外と寂しいもので、僕は家に彼を迎えた。ちょうど話し相手も欲しかったところだ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ