42話「やほやほ?(真緒)何しとんじゃボケェぇぇぇぇ!!(陸)」
温泉回が終わり、2、3日が経過した、陸たちは普通の日常に戻っていた。
「陸〜」
隣の席から美来の声がした。
「何?」
陸は隣を見ると、泣きそうな顔で、美来が陸に数学のテストの点数を見せてきた。
「うわ……これはなかなか……」
陸がテストを見るとなかなかの点数であり……赤点だった。
「何があった……?」
美来は以前から数学は苦手だったが、赤点程ではなかった。しかし、今回の点数に着いて聞くと、「温泉楽しすぎて、勉強してない……」と言っていた。
「さすがにこれは補習受けるしかないな」
「そんなこと言わないで教えてよ〜!!」
美来が涙目になってこちらを見た。
「わかったよ……教えてやるよ!」
陸に縋り付く美来を見た陸は、仕方なく勉強を教えることにした。
美来に勉強を教えている陸はふとこんなことを思った。こんな普通の日常が……
陸がそう思っていると、教室の扉が開いた。
「みんな、今日は転校生紹介するわよ」
教室に入ってきたのは、陸の母親であり、最近どころか最初の方(参照・もはや原作者の茶番すとーりー)に出てきて忘れられてた玲奈が入ってきた。
うん、完全に忘れてたわ。しかし転校生か……。
陸は、紗良と同じ転校生は誰なんだろう?と思い、少し考えていた。
しかし、入ってきた転校生を見て、教室の主要キャラ達は、目を点にした。
「やほやほ?」
もうこの言葉を喋るのはあいつしかいない。
「やっほ〜陸〜」
陸が呼ばれると、教室中の視線が陸に向けられた。
すると、陸は立ち上がり真緒に向かって走っていった。
「何しとんじゃボケェぇぇぇぇ!!!」
陸は真緒に向かって顔面ドロップキックを食らわせた。




