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天使と悪魔の仲良し大作戦!〜目つきの悪い幼なじみと天使のような幼なじみの話のはずだったのに〜  作者: 桐見川真緒
1.9章《温泉回》

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40話「ゼェゼェ(陸)なにしてんの?(菜乃葉)え、つまり…(陸)」

「ゼェゼェ……」


陸はスタート地点で、膝に手を付きながら肩を上下させて、呼吸をしていた。


「し…死ぬかと思った……」


隣で真緒が抜けた腰のせいで空を見上げながら、呟いた。

実際マジで死ぬかと思った。右肩に瑠美、後ろに真緒、左肩に紗良(気絶)を担いで折り返し地点から走って来たのだ。流石につかれた。


「ほんとにもう無理……」(瑠美)

「もうやだよぉ!」(真白)


瑠美と真白は泣きながら、美来の胸でナデナデと撫でられながら泣いていた。そんな感じでみんな疲れていた。


「陸、大丈夫か?」


すると隣で優斗がはなしかけてきた。


「何とか……」

「にしても、アレ捨てて来れば良かったんじゃないのか?」


優斗がアレと指を指した方向にはやはり、真緒がいた。


「俺も捨てようとしたんだけど、真緒がどうやっても離さなかったんだよ」


優斗は陸の言葉を聞くと、なるほど…という感じで苦笑いをした。

そんな優斗とたわいもない話をしていると、


「あ……あの!」


森の方から声が聞こえた。


「「え?」」


みんなが森の方を見た。

すると森の中から、幽霊の仮装をした菜乃葉が出てきた。


「みんな何してるの?」


キョトンとこちらを見る菜乃葉を見た陸は、恐怖より驚きが出てきた。


「いや、そっちこそ……何してるの?」

「私はアレ(真緒)に頼まれて、幽霊役やってたのに、みんな叫びながらどっか行くんだもん。私まだ、何もしてないのに……」


その言葉に陸たちは背筋が凍った。

あの幽霊は……つまり、本物だった。


それが分かった瞬間全員が、宿の方へ走った。美来が瑠美、真白を担ぎ、陸は真緒、紗良を担いだ。


ちなみに優斗から後で聞いたが、ババアは先に帰ってたらしい。理由は寒かったらしい。

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