37/41
37話「あばばばばば(真白)なでなで(陸、美来)」
瑠美は振り返ると、陸と美来がこちらに向いて走って来ている。
「あばばばばば!!」
瑠美は少し落ち着いたのか、震えは少し落ち着き、安心した。しかし、涙は流れていた。しかし、何とか精神的には落ち着いたが、隣で抱きついている真白はまだ震えて泣いている。
「真白ちゃん!大丈夫だよ!」
「うぐ……」
美来は近くによると、真白も少し落ち着いたのか、美来の胸に飛び込み泣いた。
だが、瑠美は落ち着いてきたのか陸に震えた声で、
「あ、あっちに……ゆうれい……」
陸は瑠美が指を指した方を見ると何もいない。
「瑠美、何もないぞ?」
瑠美は陸の答えにビクビクしながら、指を指した方を見ると、何もいなかった。
すると、安心したのか陸の胸に飛び込んだ。
「怖かったよぉ……」
陸は瑠美の頭を撫でながら、もう一度瑠美が指を指した方向を見ると、暗闇の中にピンク?が見えた気がした。まさかな……
しかし、まだ問題はあった。陸と美来は少し暗かったがはっきりわかった。
真白と瑠美のいた場所が少し水溜まりができている。
「あ……」
それを見たふたりは真白と瑠美を撫でることしか出来なかった。
ーー




