35話「ピギャァァァァァァァァァァ!!!(真緒)確実に沈める(美来)いや怖えェェ(陸)」
「ん?なに…?」
真緒は後ろから肩を叩かれたことに気づき、後ろに振り返ろうとした。しかし陸たちは目の前の光景に、目を疑いたくなっていた。
陸達の目から真緒の後ろには絶賛マジギレ激オコ中の紗良がいた。うわぁ…どんまい?
「まぁおぉぉ?」
「ピギャァァァァァァァァァァ_!!!!!!!」
真緒は後ろにマジもんの幽霊かと思ってしまったらしい。そのあと気絶していた。
ーー
その後、組が決まり、1組目の陸、美来が森に入っていた。
「にしてもこんな所があったんだね」
「確かに、まさか真緒が強制的に作ったとかじゃないよな?」
可能性はある。というか確定だろうな。間違いなく原作者が、こんな森作っているだろうな。
そんなことを思った。
「それにしても、雰囲気あるねぇ」
美来の声は少し震えていた。陸はこの時まさか?と思った。
「美来?」
「何?」
陸は美来を呼び少し立ち止まらせた。
「昔から幽霊なんて怖かったか?」
「全然平気だったよ?ホラゲとか好きだし?」
確定だ。あの馬鹿やりやがった。陸はその場で蹲り頭を抱えた。
美来はそんな陸を見て、少しきょとんとしていた。
「陸?どうしたの?」
「美来落ち着いて聞いてくれ」
美来は静かに頷き、陸を見た。
「この前の時系列おかしいね会議で、姿が変わったのは覚えてるか?」
「(コク)」
「多分だがその時に俺たちの性格も変わっている。」
少し考えたら分かる。あの時、みんな白い光に包まれている、何も変わってないオレでさえ、光に包まれている。さらに真白や瑠美の性格、姿を変えていた。なら俺たちも少し性格が変わっていてもおかしくない。
その説明を受けた美来は衝撃を受けた。
「つ…つまり私はバイ◯ハザードとかD B◯もうできないの…?」
「おそらく…」
美来が絶望のあまり、膝から崩れ落ちた。その後、陸は全身ビクついた。目の前にいる美来からありえないくらいの怨念がそこにはあった。
「美来!とりあえず落ちくいて!」
陸が叫ぶと、美来は心を落ち着かせたのだろうか、いつもの美来に戻っていた。
「なんかごめんね」
何事もなかったかのような、いつもの天使スマイルの美来がそこにいた。
陸は少し安堵したが、
「あとで確実に沈める…」
そんな声が美来の方から聞こえた。いや怖えェェェ!!!いつもの天使はどこへ?
そんなこんなで、陸たちは森の中に進んだ。しかし
「キャァァ!!!」
後ろの方から叫び声が聞こえた。二組目は真白、瑠美だったはずだ。
陸は、美来との顔を見て、2人に何かあったのでは?と思い、2人は声の方へ走って行った。




