表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

28/30

28話「私忘れたのなんで?(紗良)ホントにすみませんでしたぁぁあ!!!(真緒)あと私のターン来たの?(瑠美)」

「……おい」


正座の真緒、目の前にいるのはブチ切れ中の紗良。そして何故かその様子を見る陸。なんで俺いるの?(陸)だって陸視点だし?(真緒)


「なんで私の事、ま、た、忘れたの?」

「えっと……すみませんでしたぁぁぁあ!!!今回はマジで忘れてましたぁぁあ!!!」


紗良は今回の忘れられた経緯を聞いていた。そして即座に綺麗な土下座をする真緒。


「私、みんなとワイワイ、キャッキャしながら宿に行く予定だったんだけど?」

「ほんっっっっとにすみませんでしたぁぁあ!!!」


もう涙を浮かべながら話す紗良に、土下座謝罪するしかない真緒。


「なんで私だけ1人で新幹線乗って、バス乗って来てるの……なんで……」


もう、可哀想になってきた。(陸)マジですみませんでした(真緒)


ーー


一方、紗良忘却問題話をしてた陸たち以外は、浴衣姿で温泉町を堪能していた。


「瑠美!これおいしいよ!!(モグモグ)」


温泉街で温泉まんじゅうを頬張っていた真白は、瑠美に温泉まんじゅうを差し出しながら、モグモグしていた。


「ホントだおいしい……(モグモグ)」


瑠美も温泉まんじゅうを頬張りながら、店の中を見ると、


「まだまだ若いもんには負けん!」

「私だってヒロインだもん!!!」


美来と、千鶴子(ババア)がレトロな格ゲーを繰り広げていた。なんでここまで来てゲームしてんの?あと、真白この後、夕ご飯なんだけど……(瑠美)おぉ、楽しんでるねぇ(真緒)


「心に入ってこないで……ロリコン変態……」


瑠美はボソッと言った。おっと、辛辣ゥ♪(真緒)え、キモ……(瑠美)ちょっと待って!それ1番傷つくんですけど!!!(真緒)


瑠美は空を見上げて、何となく陸の気持ちがわかった気がした。


ーー


「さて、次はどこ行く〜」


美来はニコニコしながら、先頭を歩いていた。


「アレとかどう?」

「いいねぇ〜、みんなで行こーよ?」


真白が指を差したのは足湯スポットだった。美来はみんなで行こうと私達の裾を引っ張ってた。この中で1番子供なの美来ちゃんだよね……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ