27話「なんで俺運転してんの?(優斗)え?原作者パワー☆?(真緒)そんな事で、設定いじるなぁぁぁあ!!!(優斗)」
「はい☆、温泉回スタート!!!」
温泉、俺達はもはや原作者の茶番、時系列おかしいね会議が終わり、バスで温泉旅行に来ていた。そして、能天気に叫んでいる真緒。
「わぁ!」
美来は満面の笑みで、窓の外を見ている。
「温泉…(菜乃葉)」
「腰に効くかねぇ…(千鶴子)」
「真白!見てみて、雪積もってるよ!!(瑠美)」
「わぁ…すごい…!(真白)」
他のみんなもニコニコと笑顔で外を見ていた。
「なぁ、俺なんで運転してるの?」
ふと、バスの運転をしている方を見ると、そこには優斗がいた。なんで!?
「あぁ、それね☆。優斗の設定いじったよ☆?」
陸は、一瞬真緒が何を言っているかが分からなかった。だが、陸が話す前に優斗が
「はぁぁぁぁあ!!いじった!?どうやって!!」
優斗の言葉に、みんなが静まった。そんな中、真緒は
「えぇっとね☆真白とか瑠美とか性格、外見変えたみたいにやったよ?てか原作者パワーってとこかな?」
その言葉に、さっきまでワイワイしていたみんなは青ざめていた。原作者パワー!?そんなものあってたまるか!!
「そーれーに〜、運転手ネタは考えてたら、選ぶとしても千鶴子か、優斗しか大人がいなかったしね☆」
「そんな事で設定いじるなぁぁぁぁあ!!!!!」
真緒の説明に優斗は叫んだ。
優斗の言葉は本当にごもっともです。
ーー
「着いたァー」
美来の言葉にみんなが、盛り上がった。みんなが温泉宿に入っていっていってる時、陸は真緒を呼び止めた。
「おい、真緒?」
「え、なぁに☆」
陸の質問を、真緒は超絶かわいいボイスで言った。ボイチェン…有能すぎない?(陸)そうでしょ〜☆(真緒)だから、心の中まで入ってくるなぁぁぁぁぁぁあ!!!(陸)
「紗良はどうした?」
「あ☆、忘れてた☆(てへぺろ)」
「忘れんじゃねぇぇぇぇえ!!!」
超絶かわいいボイスで、悪気もない真緒。叫ぶ陸。もうカオスじゃん…