22話「とりあえず議題進めようか?(優斗)ほんとにそうしてください!(陸)え?進むとでも☆(真緒)
撮影終わりのようなスタジオに、陸、美来、瑠美、真白、紗良、菜乃葉、千鶴子(占いババア)、そして司会の優斗がいた。
「さぁ話して貰おうか?」
優斗が笑顔で、原作者を見る。マジで怖いです。
「えぇ〜と……」
冷や汗をかき、目線を逸らして顔を掻く原作者の桐見川真緒。
ーー
前回、写真回以降原作者に忘れられていた紗良、脱線しすぎて全然進まない会議により、議題がまだひとつしか進んでいなかった。そこで、話を進めるため、原作者から話を聞いて話を進めようとする優斗だった。ちょっとした、あらすじみたいになったよ!?(陸)え?そんなもんじゃない☆?(真緒)だから、心にまではいってくるなぁぁぁあ!!!(陸)
「「1話からだんだん話が適当になっている件」について話してもらおうか?」
なかなか真緒(原作者)が話そうとしないので、優斗は改めて、今回の議題を言った。
「えっとね、前にも言った?と思うけど、本当は恋愛小説書こうとしたの。けどなんか、途中からめんどくさくなって…恋愛小説からギャグ小説に、路線変更しようかなって…」
その言葉を聞いて、みんな嘘だろ……と思った。さらに
「議題に出てる「キャラの設定」について触れるとね、優斗は前回言ったと思うけど、瑠美とか菜乃葉、真白は「美来の恋のライバルにしよう☆!」とか思ってました。」
少しビクビクしながら話す真緒、
「ほんとにそうだよ!」
すると、瑠美が椅子から飛び上がり声を上げていった。
「最初に言ったけど私、小悪魔系ってどうゆうとこなの?しかも、爆撃魔ってなに!?夢で見たとかもっかい言ったら東京湾に沈めてやる!」
いきなり話変わったな!てか、やることが893か!!
「え、えっとね、瑠美と真白に関しては従姉妹にした理由は、ギリギリ結婚できるから従姉妹設定にしました。」
それは恋愛系でいったら納得できます。と言わんばかりに、瑠美と真白は頷いていた。さらに、
「真白は本当は最初カワイイ系にする予定だったけど、なんかキャラぶれまくりました。あと、瑠美の小悪魔系は……性癖です☆……」
真白は少し溜息をつき、頭を抱えていた。瑠美は、目元でピースしている真緒の言葉に、ドン引きで後ろに後退りをした。そらそうだわ!
「あ、あとね、真白は白髪ショートで、カワイイ系に今後しようと思ってます。あと、瑠美は金髪フワフワツインにします。」
原作者が話終わると、真白と瑠美が光の粒に囲まれた。いきなりすぎてみんなびっくりしている。
「え!なにこれ!」
2人は驚き過ぎて、真白は椅子から飛び上がった。
光の粒が弾けると、2人は白髪ショートで原作者と同じセーラー服姿の真白、金髪ツインでブレザーの制服姿の瑠美に変わっていた。
「なにこれ!!!」
2人の叫び声を他所に、陸の隣に座っていた美来は驚きすぎで、口をパクパクさせていた。これ、まさか全員する気じゃないだろうな?
そんな陸の予想は当たっていた。
「菜乃葉は茶髪の白衣姿、美人で!」
「今とほぼ変わらないじゃん!」
「え?美人になったじゃん☆」
「元々私は美人だぁぁあ!」
「次☆!ババアは40代に若返って、スーツ姿に!」
「よっしゃぁぁ!」
千鶴子は椅子から勢いよく飛び出し、ガッツポーツを決めてた。千鶴子が綺麗に、若くなってやがる!
「優斗は警察服姿でイケメンに!」
「俺、ほぼ変わってねぇ!!」
「え?そう?」
「俺、元々イケメン設定だったからね!」
「忘れた〜☆」
「原作者が忘れんなぁぁあ!」
優斗の声はスタジオに響いた。そして真緒は美来を見た。なんか嫌な予感……
「美来は右の横髪三つ編みありのロングヘアに!」
「ちょっと髪型変わっただけじゃん!」
「ヒロインの外見変更とかいいの!?」(瑠美)
「え?でも可愛くなったし……私はOKです!」(美来)
それぞれ光の粒に包まれて弾け、真緒の言った姿になった。いや、俺は!?
「真緒?俺はどうなるの?」
「え?そのままだよ?目つきの悪い幼なじみ設定もそのまま的な☆?」
その言葉に、陸は少し残念に思った。みんな変わって俺だけ変わらないのなんか、仲間はずれにされた気分なんだけど!?
「ここでキャラ変更ってありなの?」
「え?アリじゃない☆?」
少し調子が戻ってきた真緒は、美来からの質問に答えた。調子が戻ってきたから☆付け出したよこの原作者!!
「それに今後はギャグ小説になって行くから、キャラ変更は妥当じゃない☆?」
「そんな訳ないわぁぁぁあ!!!」
ーー
「じゃぁ、脱線したけど議題に戻ろうか」
優斗はみんな(変わらない人いたけどね☆)キャラ外見変更後、議題を進めようとしていた。
「とりあえず、1話からだんだん適当になっている件は、恋愛小説書くのがめんどくさくなったから、ギャグ小説に路線変更ってことなの?」
瑠美は真緒を見ながら、質問をした。
「うん☆!そうだね☆!ギャグ小説なら私に任せない☆!」
それを聞いた陸は頭を抱えた。ほんとに、この原作者大丈夫なのか!?(陸)多分大丈夫☆!(真緒)もう、何も言わねぇ……(陸)あれ☆?ツッコミは☆!?(真緒)うるせぇぇぇぇぇえ!!!(陸)
「じゃあ脱線しちゃった、キャラの設定はもう1回話してもらうか、全員分」
優斗は笑顔で言っているが、かなりキレていらっしゃる。
「わかった☆!」
真緒はGJと、ニコニコしながら話し出した。
「陸はね……」
俺からですか!?(陸)まぁ、主人公だし☆?(真緒)
「名前の塩田に関しては、塩パン食べながら田んぼ見たら、思いつきました。あと、陸はこの作品書く前に自衛隊の船見に行った時にたまたま陸上自衛隊のパンフ貰って決めました☆!」
「なんかロクなことねぇ!」
陸は席から飛び出し、
「名前は物語的には伏線みたいなイメージあったんだけど!何の関係もねぇ!なんで塩パン、田んぼ、陸上自衛隊で決めた!?」
怒鳴る陸、なんの悪気もなさそうにして、ボーッとしている真緒。
「まぁまぁ、それはそれとしてね☆」
置いておいてたまるか!と陸は思ったが、真緒は陸というキャラについて話し出した。
「陸は、幼なじみの美紅と甘酸っぱい恋愛小説書こうとしたんだけどねぇ……なんかめんどくさくなっちゃって☆」
それを聞いた陸は、椅子に力なく座った。
陸は、真緒の言葉にもう怒鳴る気力もないようだった。
「えぇっと、次は美紅だけどね……」
「私!?」
美紅は隣の陸を見て、ビクつきながら真緒を見た。
「美紅に関しては、苗字の夜空は、たまたま夜空見てたからかな……あと名前の美紅は初〇ミクのミクから来ました☆。感じに関しては語呂合わせです☆」
「なんか安直過ぎない……」
真緒の言葉に美紅は、机に顔を埋めてしまった。
「優斗は前にも言ったように、警官にシスコン(重度)入れたら面白そう☆!って感じ☆」
「瑠美はさっき言った通り(私の性癖)です☆!」
「真白に関しては(以下同文)」
優斗、瑠美は何故か遠い目をしていた。真白に関しては、
「なんで私の説明(以下同文)なの!?ちゃんと説明してよ!!瑠美と同じと思うじゃん!!」
真緒に抗議していた。そんな中、1人の少女と1人の女性(40代)が手を挙げた。
「あの……私達は?」
そこには菜乃葉、千鶴子がいた。
「ごめんごめん☆菜乃葉はね、七草粥食べながら思いついた。千鶴子は元々占いババアが、黒幕的存在にする予定だったけど、なんかめんどくなったし、でもキャラ消そうとしても無理だしってことで今度40代無職にとりあえずする予定かな?」
2人はこれは説明と言えるのか?と、もはや設定とかなかったのでは?思いながら、真っ白に燃え尽きていた。
「おい!原作者!」
そんなみんなが真っ白になっている中で、また忘れられている人が1人、
「わ、た、し、は、?」
「えっと、誰?」
真緒のその言葉に、紗良はまたガチギレしていた。
「あぁ!写真回……へぶし!!」
紗良は前回言った言葉がそのまま帰ってきたので、顔面パンチで真緒を吹き飛ばした。5mくらい飛んだよ!?
「忘れてんじゃねぇよ?」
「ごべんなざい……」
その後、真緒は紗良に土下座して謝っていた。ちなみに紗良に関しては、ほんとに思いつきだけで書いて、忘れたらしい……。それを聞いた紗良は真緒をボコボコにしていた。
俺視点どこいった!?(陸)大丈夫!次こそは☆!(真緒)信用できねぇぇぇえ!!!(陸)




