21話「私のこと忘れてない?(紗良)、え、誰?(真緒)、忘れてんじゃねぇぇぇえ!!!(紗良)
会議が進む中、優斗は部屋の隅で泣いている人を見つけた。
腰まである白髪のストレート、そして制服を着た人が1人、
「わ、私の事なんて……」
「なんかいる〜☆」と言いつつ原作者は、泣いている紗良のそばに行った。
「え、ほんとにだれぇ〜?☆」
それを聞いた陸は、机に肘をつき、頭を抱えていた。これはツッコむべきなのか……?
「え、ほんとに誰!?」
原作者に続いて、美来、優斗、真白、瑠美、千鶴子、菜乃葉も誰か分かっていなかった。ため息をして、ここまで来ると呆れる陸を除いて……
すると紗良は立ち上がり、
「自分で創ったキャラだろぉぉ!!」
目元に涙を浮かべた紗良は、原作者に向かってかなりの剣幕で原作者を睨んだ。
「あぁ!そうでした☆あの写真回以降忘れてた人だ☆(てへぺろ)」
原作者は、ポンと手を叩きやっと気づいた。
「忘れんじゃねぇぇぇぇぇえ!!!!!」
撮影スタジオに響き渡る紗良の声、その机の隅で心の中でツッコミをする陸。「てへぺろ」もう古いだろ…いや、マジで…
ーー
「さて、紗良?も加わったところで原作者に聞いてみよっか?」
優斗と紗良は笑顔(紗良マジ怖い)で原作者を見た。
原作者は少し、肩を震わせて話し出した。
「いや〜、紗良?に関してはほんとに忘れてました……」
「で?(ガチギレ)」
さらに原作者は肩を震わせて、
「忘れすぎてて、確かに振り返って見たら「なんかいる〜☆」的な感じで、思い出しました……」
原作者は頭をかきながら、「ごめーんね☆」と言いたそうな顔で、ガチギレ中の紗良を見た。
原作者さんよ?さすがすぎませんか?あと、俺のキャラブレすぎ問題については、次回に聞こうか!原作者?
「ほんとに忘れてたの?」
「マジです……」
「ホントに忘れてました……」
アハハと苦笑いの原作者、ガチギレ中の紗良、ほぼ傍観している皆さん、さらに頭を抱える陸……
ホントにどうしたらいいのコレ!!
ーー
「さ、さてそろそろ話戻すぞ!」
そろそろヤバいので、優斗は立ち上がり少し大きな声で言った。さすがに話を戻した。
「次の議題は……」
頭を抱えて、さすがに疲れた声で言った陸。
それを見た美来は陸にこっそり陸に耳打ちをした。
「陸、大丈夫?まだ議題ひとつもやってないよ?」
ほんとにそうなんです。まだ開会式しかしてないんです。でも、もう頭が痛いんです。
「もしもこれが漫画とかアニメになったらどうなるの?ないと思うけど……絶対に……」
「可能性はゼロじゃないだろ?」
陸の独り言に気づいた優斗は、意外なことを言った。
「え?どういうこと?」
陸と美来は食い気味に思い優斗に聞いた。すると優斗は
「今は現在、なろうに出してるけど、可能性はある事はあると思うぞ?」
「マジで?」
「凄く、狭き門だけどね☆」
ほんとにそうですよね!まず書籍化すらしないと思います!(陸)
優斗の説明に続けて、目元ピースを決めた原作者は続けて、
「もし奇跡的に書籍化しても売れないと思うし、さらに奇跡的にアニメとか漫画出ても3分くらいで、原作者の茶番すとーりー(1章)がダイジェストで終わると思うよ☆?あと、この作品今のとこ面白くないし☆?」
「「「それ原作者言ったら終わりだろ!!!」」」
総ツッコミでした。
「絶対言ってはいけない事を、原作者はさらっと言ったよね!」
「でも、もしこのギャグ小説人気が出ても……いや、絶対ないな……」
陸が追加ツッコミをしたついでに優斗は、確信を持って言った。
ーー
「ちょっと、ベタ多すぎない」
そんな中、切り込むように瑠美が言った。
「ほんとに開会式から進んでないけど?」
真白は瑠美の後に続いて言った。
「ほんとにそうだよね……あと私たちほぼ空気だったし……」
「ほんとにそうよね……」
さらに続いて菜乃葉、千鶴子さんが言ったところで、空気はほんとに重くなってしまった。
「ま、まぁとりあえず進めようか、とりあえず「1話から適当になっている件」からやろうか……」
優斗は重い空気を何とかしようと会議を進めようとしたが、
「けど、とりあえずひとつは進んだね」
「「「え……」」」
美来が言ったことに、みんながハモった。
「忘れられた人は紗良だったてこと」
少しの静止の後、千鶴子は口を開いた
「あれ、私のことじゃなかったのかい?」
「いや違うよ。紗良?だよ☆」
原作者が言った。さらに
「占いババアについては後で話すけど、紗良?はほんとに忘れてたし、けど天使と悪魔の仲良し大作戦はキャラクターは結構いい感じだったからね☆ギャグ小説にしても出したかったし☆」
しっかり言った。
「ならひとつは完了だな……」
優斗は手帳にペンを走らせ、
「なら次の議題行こうか、さっきも言ったけど「1話から適当になっている件」については話そ……いや聞こうか、原作者」
「え?」
優斗の笑顔と原作者のアホみたいな声でとりあえず21話終わった。
俺視点なの、にそんなことないのなんで…とりあえず次回に原作者に問いただすか……原作者やらかしすぎでは!?(陸)え、今更☆?(真緒)
「心にまで入ってくるなぁぁぁぁあ!!!」




