『詩眠』【詩】【6500編目】
書き綴っている詩が6500編に到達しました。
詩眠
ずっと言葉が浮かんできて
意味をなさなくとも
疲れさせてくる
言葉以上の現実が
言い表せない酷い行いが
疲れさせてくる
言葉を閉ざす為に眠ろう
無言の夢へ
沢山の言葉で
世界中の人を疲れさせたら
眠たくなるのかな
スッキリした寝起きに
眠くなるような詩を詠って
片端から眠らそう
武器を取って戦うのは疲れただろう
眠ってしまえよ
演説も権力闘争もプロパガンダも疲れただろう
眠ってしまえよ
夢の中だけの時代は
きっと平和な現実だろう
少しだけ世界を休ませてあげようよ
皆が起きた時にどうなるのかは分からない
また酷い言葉が溢れてくるのだろうか
疲れて来たからまた言葉を閉ざそう