黒い雨
ちょっと体調良くなったので
1話だけ投稿です
ジルワールの首を落とし、黒い雨が降り始めた。
雨、と言ったが、水が降ってきている訳じゃない。
これは……魔力か?
あー、なるほど、濁った魔力を1箇所に降らせて、魔力溜まりを作り、モンスターを呼ぶ感じか……。
なるほどね、大量にモンスターが来るわけか。
濁った魔力は奴らの好物みたいな物だからなー。
「バーンレシア様、良かったんですか?1撃で終わらせて」
今回はバーンレシアの復讐のために来たんだ、首を切って終わりにするとは思わなかった。
「これ以上あんな奴に国を荒らされる訳にはいきません、それに、あんなのの為に時間を割く必要はありません」
「なるほどね」
まぁ姫様の自由だ。
さて、こちらもそろそろ……。
「勇者、悪いな放置してて」
「いや、いいよ、どうせ動けないんだ、それに、君が終わらせてくれるんだろう?」
「あぁ……楽しかったよ、あんたとの戦闘は」
「いい経験になりました」
「楽しかったぜ!」
「ワシはやり合っておらんのじゃがな」
ウルナは確かに戦わなかったからな。
「僕はもうごめんだよ、君たち見たいなのは心に悪い」
「そうか、それじゃあな」
ジルワールの時とは違いあっさりと勇者はその命を手放した。
心臓に1発、それで終わりだ。
余り傷つけるのも何だしな。
死体は後で姫様に渡しておこう。
「さて、セルフィ、ルリ、ウルナ、たくさん敵が来るみたいだが、後始末までやっちゃうか」
「そうですね」
「おう!まだ戦えるぜ!」
「ワシも余裕じゃな、戦っておらんし」
俺とセルフィは少し疲れているがまだ動ける。
強化は解除してあるから少しだけ回復しながらやれば何とかなるだろ。
ルリはもうあれだな……戦闘狂だからな……妹よ……元気があっていいな……。
ウルナは余力が全然あるしな。
「とりあえず、壁を作ろうか」
「そういたしましょう」
城壁前広場から10メートル程離れた場所に氷と土の壁が一瞬にして生成される。
高さ5メートル、厚さ2メートル、長さ10メートル程の物だ。
かなり限界まで力を使い果たしたので俺とセルフィはもう少ししたら休むかな。
遠くの方から地鳴りの様な足音が聞こえてくる。
「レインさん、大丈夫ですか?かなりの数の敵が来てるみたいですが……」
「大丈夫ですよ、バーンレシア様、俺たちにはまだ仲間がいますから」
小さな世界を起動、対象選択、全体通達。
迫り来るモンスターの群れ。
千はいってなさそうだな
「さぁ皆で楽しもうか……小さな世界、解放」
瞬間、城壁前には様々な魔獣と首輪を付けた奴隷の女の子達がそこに立っていた。
最終決戦!
大戦争!




