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神との約束を果たすために"異世界"を股にかける大冒険  作者: 雪丸大福
5章 冒険者生活 ミゼリア王国編
74/75

最後の抵抗

久しぶりの投稿になります

申し訳ないです

ちょっと、忙しくて

「裁きの時間です、ジルワール」


氷の十字架に磔にされたジルワールに向かってバーンレシアが迫っていく。

家族を殺され……国をめちゃくちゃにされ……それでも尚、凛として王族として相応しくあろうとする姿勢、カッコイイな。


「このワシを殺すのか!?この国の王になるワシを!そこのガキども!ワシを助けろ!金ならいくらでもやる!」


「なし」

「ないですね」

「ねぇな」

「なしなのじゃ」


即4人で否定する俺たち。


「なっ!?」


「俺たちは姫様の依頼で来てんだ、あんたを助けるのはねぇな、メリットないし、王にもなってないし、いろいろ無しだな、ムカつくしな」


こいつ助ける位なら姫様助けた方が印象いいだろうしな、専属冒険者的にも、セントラル的にもな。


「どうやら貴方の味方は誰もいないみたいですね、家族の、国の為!死になさい!ジルワール!」

バーンレシアが剣を振りかざし首に向けて振り下ろそうとした瞬間。


「まて!ワシを殺すとこの国が滅びるぞ!」


ん?なんだって?

剣を銃で受け止め、ジルワールを睨みつける。


「どう言う事だ?」


ジルワールに問いかける。

場合によってはかなりめんどくさいな。


「フフフ、ははは!ワシの左胸には呪具がはめ込まれておる!ワシが死ねば発動するぞ!」


死亡時に発動する何かか……

効果次第だが、国が滅ぶ程……爆発?死の煙とか?

あるいは……


「何が起こるんだ?」

「スタンピードだ、フフフ……この国にはダンジョンは無いが周りにはモンスターが沢山おる!それが一斉にここに向かって来るのだ、数百……多ければ数千だ!貴様らではどうこうすることは出来んだろ!勇者はワシの駒だしな!」


スタンピードか……

ダンジョンはこの国にはない……なら後続は無い、来たやつらを殺すだけか……

ん?


「ジルワール……貴方、よくもそんな卑怯な手ばかり……」


「バーンレシア様、ちょっと聞きたいんですがこの国の周りに出るモンスターはどんなやつが居ますか?」


「はっ……?い、いえ、周りに居るのはゴブリンやオーク、角うさぎ等ですね、強くてもオーガが稀に出てくるくらいかと、それがどうかされましたか?」


オーガ以下が数百から数千……

あれ?これって割と簡単じゃね?

と、なると、周りを壁で囲んでからやれば……

あっ、いけるわこれ。


「バーンレシア様、こいつ殺して良いですよ、問題ありませんでした」


「「はっ……?」」


2人してポカンとした顔をして俺たちを見ている


「問題ありませんと、レイン様が申しましたが?何か?」

「まぁそれくらいなら兄ちゃんなら問題ないな」

「問題ないのじゃ……わしも少し位楽しみたいのじゃ」


まぁウルナは全然何もやれてないから、もうちょっとくらい遊びたいんだろうな……


「な、何をいいおる!数千のモンスターじゃぞ!貴様ら如きにそんな事が!」


「出来ると言っているんだよ、()()()ならな」


そう……俺達ならな。


「フッ……フフフ!レインが出来ると言っているなら、私は信じましょう!心置き無く貴方を殺しましょう……フフフフフ……」


「ま、まて!許せ!たすけ……」

ゆらりと剣を構え……振り下ろし、首をはねるバーンレシア


死んだジルワールの身体から黒い煙が上がり始め、上空に広がり始め……




黒い雨が降った

とうとう死んだジルワール

黒い雨がー

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