始まる戦い
すみません!
遅くなりました!
さて
準備はした
「ウルナ、頼んだよ、合図をしたらよろしくね」
「わかったのじゃ、それにしても本当にやるのか?」
「ん?やるよ、その方が楽しそうだろ?」
ウルナが呆れな顔をする。
まぁこれからやる事はなぁ…
ぶっちゃけやる必要なんてない。
無駄な事だ、だが必要かもしれない、だからやる。
「る、ルリちゃんも…やっていいの…?」
「いいぞ、ギリギリまでやると思うし」
俺とセルフィはやる気満々だしな。
「3人で何分持つと思う?」
「30〜40分位かと」
「じゃあ1時間位は頑張るか」
前回出会った時は30分位だったしな。
今回は3人とも全力で最初からやる訳だし。
楽しみだ、勇者と戦うのが。
――――――――――――――――――――
いつこの悪夢は終わる。
いつ誰が僕を殺してくれる。
早く終わらせてくれ…眠らせてくれ……
もう戦いたくないんだ…僕は…こんな事の為に力をつけたんじゃない…
リリカ…ビリル…ウォード…すまない…
こんな不甲斐ない僕で…必ず僕もそっちへ行く…
天国に行けるかは分からないけど…君たちの所へ…
行きたいなぁ…
誰かが来た…
3人いる。
前に会った少年たちだ…逃げるんだ…逃げてくれ…
僕はもう…誰も傷つけたくないんだ…
早く…殺してくれ…
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正面から城に入るとすぐに目にする光景。
所々にある死体…磔にされている5人…あれがおそらく王族だろう…。
そこにいる勇者と…おそらくあれが大臣か…。
「お前達は誰じゃ、ガキがこんな所にまで来おって」
「バーンレシア様を探しているんだろう?」
この一言で大臣が反応する。
振り向き、気色の悪い笑顔をこちらに向けてくる。
「どこじゃ…何処にいる!!場所を教えろ!代わりに命は助けてやろう」
テンプレだな…
「言うわけないだろ、アホが」
「ありえませんね」
「ねぇな!そんな事より早く戦おうぜ!」
ルリが待ちきれてないな…
「くっ…ワシをバカにするなぁァ!やれ!勇者!」
その言葉を合図に、始まろうとする戦い
「じゃあ…こっちも…やりますか」
あぁ…わかる…
絶対に楽しい、さぁ…始めようか!!
意味の無い!ただの殺し合いを!!
「覚醒」
セルフィが1歩踏み出し
「解放」
ルリが己の大剣を2本構え
「時の加速」
俺の新しいスキルが展開される
そうしてぶつかり合う4つの影
カウントが始まった
残り時間60分
さぁ!戦闘が始まります
命を掛けた60分
一体何をするのか




