暴かれた?真実
真実はいつもひとつ!
みたいな?
扉が開かれハゲ頭のおっさんが入ってきた
「グラシウス王よ!犯人が分かりましたぞ!」
おぉ…凄い
王の調査隊か何かか?
あんまり優秀そうでは無いけど…
流石に失礼か?
「ワイール伯爵、おぬしが犯人を見つけたと?聞かせてもらおう、誰が犯人だ?」
「ネルフィム侯爵家だと思われます!それもその子供、レインの犯行であるかと!」
ん?俺?
どうなってんだ?
俺とセルフィが反論をしようとして王が手で静止する
伯爵家のやつ…こいつ王との顔合わせの時にはもしかして代理を立てて俺を見ていないのか?
そうだよな…
あの時にいたら俺の顔が分かるはずだし
分からないってことは顔を知らないって事だろ
もしかして濡れ衣?
まぁとりあえず王様の反応を待ってみよう
「ほう…あの侯爵家の?レインが?証拠はあるのであろうな」
「はっ…初級者ダンジョンの入場記録です、ココ最近入っていた形跡がありまして調べた所、異変が起き始めた時にも入場記録がありました」
王が宰相に耳打ちをすると宰相は兵を連れて外に出ていった
「ほう…入場を禁止している間に入場記録があったのか?」
「はっ!ありました!これは明らかに何かをしていた証拠です!今すぐネルフィム侯爵家を捕らえる事が必要だと思われます!」
おおう…
捕まえに行くつもりか
普通の奴らだと父さん、母さんを捕まえるなんて無理だぞ
しかもここら辺の近衛兵や魔法兵は父さん、母さんの稽古を付けられているやつばかりだぞ
余計に無理だろ
「なぜ?直ぐに捕らえる事が必要だと思うんですか?」
俺がわざと伯爵に聞いてみる
「当たり前であろう!ダンジョンに異変が起きているのだ!他のダンジョンに広がったらどうする!ダンジョンが枯れるぞ!」
おっ
見事に引っかかったな
「ワイール伯爵、何故広がり、枯れると知っている?普通であればダンジョンの異変はそのダンジョンだけの異変だ、他に広がる事は無いはずだが?」
「そ、それは……その可能性があるはずだと!ダンジョンに希少種が増えたと聞いております!王が招集した時に話していたと」
あー
あの時の謁見か
でもあの時の謁見ではダンジョンのことに関してはほとんど触れてない
と言うかリリアーナ姫と婚約するかどうかの話でみんなそっちに話題がいってたはずだから
希少種が増えたとかは知らないはずだぞ
普通は…
「ほう…なぜ希少種が増えたと聞いている、わしはその事については関係者以外には誰も話していないがのう……ここにいるネルフィム侯爵家の3男レイン含めてな!」
「な!」
ワイール伯爵は衝撃を受けたように後ろに後ずさる
何せ今のいままで俺のせいだと言っていたわけだから
その犯人と言われていたやつがここにいるんだ
「な、何故…その者がここに…そ、そいつは学院にいき冒険者になっているはず!」
「兵よ!こやつを捕らえろ! レインはな、既に学院から専属冒険者の証を貰い、我が国の依頼を受けてここにいるのだ、ダンジョンに入る事も許可してある、入場記録があるのも当然じゃ」
瞬く間に近衛兵に捕えられるワイール伯爵
「な、何故私が捕えられるのですか!そやつが犯人ですぞ!」
「それが有り得んから貴様を捕らえておるのじゃ、関係者以外が知らぬことを知っていた事も含めていろいろ聞いてみ無ければならんしな、今おぬしの家にも兵を向かわせた、時間が経てば分かるじゃろう」
そう王様が言い放ち
ワイール伯爵は暴れながら牢に連れていかれた
さてさて
この伯爵、どこの誰かわかる方はいらっしゃるのでしょうか?
ヒントは伯爵です




