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あの宇宙くらい

作者: 中川凪

しゅわしゅわ弾けた気持ちの名前おしえてよwwwwwwwwwしゅわしゅわドリーミング!!!!!!!!!!!!!!!!!いぇい


感想ください。


好きが溢れすぎてどうにかなりそうだ。スキップが止まらない。

体が軽い、重力がないみたいだ。今なら空の果て。否、銀河の果てにいけそうだ。

日影が濃い路地裏がいつも以上に心地良い、気持ち悪い位に気持ち悪い。


この気持ちを誰かに伝えたい。

誰でもいい、今からすれ違う人間でもいい。あの曲がり角で鉢合わせる人間でもいい。

本当に誰でもいいんだ。自分は急ぎに急いでいる。汗が滴り冷える。


僕は刃物を持った。今なら好きな人の為にあいつを殺せる。高揚感で満ち溢れた殺人ができるかもしれない。虚しさの残らない殺戮ができるに違いない。そうさ。きっとそうさ。

僕は、俺は希望に満ち満ちた生活を送れるさ。


死ね、死ね、死ねカスが。


俺は僕の首元にナイフを突きつけた。


僕は死んだ。視界が歪み。図書室、保健室、公園、廊下を駆け巡る。


楽しかった。君を好きで良かった。だらだら読んだ秘密の秘宝、睡眠不足で運ばれた保健室、

君と腰かけたブランコ、君の事を思って聞く耳無しで走った廊下。


実に楽しかった。 この事は誰かの記憶にある中二病掲示板に刻まれるだろう。


心地よい風が彼女のポニーテールを揺らした。可憐だ。綺麗だ。




僕は死んだ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 急に雰囲気が変わり、面白い詩でした。短い詩の特徴上、詳しい説明はできないが、推測させる感じでよかったと思います。 [気になる点] なんで自分が自分を殺すことが、好きな人のためになったんでし…
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