2章 3話
「先生!!!このスープおいしい!!」
「だろ?だてに何年も一人暮らししてないんだぞ。」
「でも、一人暮らし、淋しくない??」
「そりゃ淋しいよ。でも…慣れたかな??」
「そっかあ…。ぁあ-…、ごち
そうさま。」
「いえいえ。」
「じゃあ…私、もう帰ろっかな???暗くなってきたし。」
「…もう少しゆっくりしてけよ。すぐに帰らなくてもいいじゃあないか。俺が駅まで送るよ。」
「…ぇ。……じゃあ、そうしよっかな。家に帰っても一人だし。」
木村先生だから、少しくらいならいいかな???
それから、二人でずっとテレビを見ていた。
そしたら、いきなり木村先生が私にもたれかかってきた。
…どうしたんだろ???
眠いのかな??
そう思っていると、先生が私の胸を触ってきた。
「ひゃっ…!!?せ…先生??」
「は…はは。お前もこうなること分かってたんかあ??!」
「…嫌…。や、やめてよお。」
「嫌がることないじゃあないか。お前は、こうしてほしくて、俺の家に来たんだろ?!」
「違う!!私は…私はただご飯を食べにきただけ!!!」
「………。」
「…いや。嫌あああぁあぁあ!!!!!」
ばたつかせたが、全然効かなかった。
逆に、私が疲れてぐったりしてしまった。
「はあ…はあ……。」
「ふっ…最初から、おとなしくしとけよ。」
プチ、プチ、プチ……。
ぁあ…私、ここで私は…??!