2章 10話
「はあ……はあ……。」
やっと自分の家に着いた。
自分の家に着いたことで安心し、私はリビングのソファーで寝てしまった。
―――ぁあ、私はこれで開放されたんだ。
……開放??
何言ってるんだ。俺は、どこまでも追い掛けるぞ。たとえ風間がいようとも。
……風間??風間とのことなんで知ってるのよ!!!でも、もう風間とは別れるのよ!!!
あんたのせいで!!
あんたのせいで私は汚れたのよ!!
そうか……なら、もっと汚してやろうか??
な…何言ってんのよ!!
もっと汚してやる!!
「――ぃやあぁあぁぁあ!!!!」
「杉本!!!」
「はあ……はあ……。え??」
「大丈夫か??だいぶんうなされてたけど…」
「え……ベッド??」
「…お粥、作ったから待ってて。」
私が寝てる間に
風間が運んでくれたのかな??
汗で私の服は濡れていた。
「持ってきたよ。」
「………ありがと。」
「元気、無いね。」
風間が心配して、
何気なく私の肩をかかえた。
「………………!!!!!!」
ぞわっ!
今いるのは風間なんだって頭ではわかっていても、どこかで先生のことを思い出す。
「嫌ぁ!!!やめてえ!!!」
「杉本!!?」
「はあ……はあ……、ごめん。」
「杉本。この週末、どこにいた??友達の家??」
「!!!!!……ぇ…ち、違……。」
「俺には言えない??」
「言えないよお!!!風間には言えない……。嫌われたくないんだもん!!!もっと風間といたいんだもん!!!」
「……嫌わない。俺は大丈夫だ。」
「ほんと??」