読書会、品評会は“諸刃の剣”
よく“X(旧ツイッター)”で、「あなたの作品読みます」とか言う宣伝文句を見る事があるかと思います。
まあ、読書会や品評会の類であり、自分の作品を人に見てもらえる機会と捉え、応募する方もいらっしゃることでしょう。
ですが、はっきり言います。
これは“諸刃の剣”です。
いい主催者に当たらないと、逆にひどい目に合います。
自分も執筆中は何軒も梯子していたので、酷いところは本当に酷かったです。
自分が食らった有り得ない無礼な事案として、“すっ飛ばし”があります。
読書会にエントリーして、指定の時間に実況サイトへと訪問すれど、開催されず。
何事かと少し調べてみると、“X”で体調不良を訴えており、回復するまでの間、会を休止する胸がツイートされていました。
体調不良なのは分かった。それならば病欠も止むない事だろう。
しかし、それをDMではなく、ツイートで済ませたのはいただけなかった。
まあ、体調不良であるし、そこまで頭が回っていなかったのだろうと、それは流しました。
だが、アフターケアが最悪。
体調を回復し、会を再開したにも拘らず、“すっ飛ばした日”の作品は完全スルー。
後で予定を調整するとか一切なし。
詫びのメールや日程調整等の連絡全くなし。完全にすっ飛ばされました。
他人の作品を預かっておいて、これはないなと即切りましたけどね、その相手とは。
とまあ、これが自分が経験したバカバカしい体験です。
そして、他の会でも、色々ありました。
作品を品評し、コメントするのが一般的ですが、そこには確実に“悪意”を持っている者もいます。
自分は出会いませんでしたが、“X”で『他人の筆を折る事』を趣味にしていると、公言しているろくでなしがいましたからね。
そして、悪意はなくても“勘違いでの高言”を発する者もいます。
とにかく厳しい意見やコメントを出し、“相手を鍛えてやっている”と考えている輩の事です。
ですが、これは最悪なやり方です。
この手の品評会に出す方は基本的に、“素人”や“趣味人”が過半数を占めます。
それにプロばりの要素を求める方がどうかしています。
「デビューしたら編集とやり合うんだし、これくらいでへこたれるような輩は無理だ」
これを聞いた時は、勘違いでここまですらせれるのだと、内心ブチギレましたね。
プロはその通りです。編集とやり合うなんて割と耳に話です。
ですが、それを素人に、しかも“編集の素人”がプロ編集を騙って大上段からの物言いで捲くし立てるのは、はっきり言ってどうかと思います。
ちなみに、自分の作品も散々な言われようでしたね。
「見る価値がない」
「これ以上にない駄作」
「意外性が全然ない」
「途中で見るのを止めた」
「●●が出た時点で切った」
とまあ、こんな感じでしたね。
ここまでボロカスに言ってくる人は“普通”にいます。
さて、そこで質問です。
こうまで言われた作品を、あなたならどうしますか?
こういうので“筆を折る”人がいるのですよ。
文才がないと諦めてしまう。辞めてしまう。
実にならない酷評は、罵声と何ら変わりません。
まあ、自分の場合は余裕のスルーで、240万字を書き切りましたけどね。
いい意味で“鈍感”でないと、心も筆も折られてしまいますよ。
ここが“プロ編集”と“編集騙り”の差です。
編集者は自社の商品、すなわち書籍が売れてなんぼの商売です。
だからこそ、厳しい言葉が飛んできますが、より良い商品に仕上げるために真剣なのです。
厳しい言葉に加えて、売れるためにこう改良すべき、ここの表現をもっと、と言う具合にアドバイスや意見も言ってきます。
現場は本当に“真剣”なんですよ。
まあ、自分の場合は出版についてはノータッチですが、テレビの撮影の際にこうした現場の熱と言うのは実際に見ましたね。
最高の画を取るために、何度も何度も撮り直したりしましたから。
カメラや照明の角度、被写体の映え方、本当によく計算されてやっているなと感じました。
書籍もそれと同じです。
作者がいて、出版社の編集者と何度も摺り合わせ、そして、製本されていくのです。
だからこそ、そこに関わる人達は全員が真剣なのです。
しかし、“編集騙り”は違います。
発言に責任が伴わず、だからこそ助言や意見が伴わない。
しかもそれで「感想、コメントを出してやった。感謝しろ」と言わんばかりな態度です。
逆境に強く、むしろ厳しい意見を求める人もいますが、大多数の人はそうではない。
素人がプロと同じやり方では潰れるのは必死です。
中学生にプロアスリートと同じトレーニングメニューをやらせるようなものです。
絶対に避けましょう。
そういう“編集騙り”にかち合った時は、その場は流して、付き合わないようにしましょう。
一方で、本当に“乗せる”のが上手い人は、間違いなく褒めてきます。
褒められて喜ばない人間はいません。
皆さんもマイページを開いて、赤字で感想が来ていて、作品の事を褒められたら嬉しいでしょう?
それが本音なのです。
作品が褒められるとうれしくなり、筆にも熱が入る。
実に分かりやすい“やる気製造機”ではありませんか。
モチベーションを維持する最高のカンフル剤、それは誉め言葉です。
ここで本当の助言巧者は、テンションを上げた後に改良点を述べてきます。
作品の長所を褒めた上で、更に手を加えるべき箇所を指摘してくる。
これが最上のコメントだと考えてます。
まあ、ここまでのコメントは中々お目にかかれませんけどね。
ゆえに、自分はコメントを残す際には、絶対に作品を褒めます。
何度も言いますが、作品を書く上で最も重要なのは“やる気”であり、モチベーションの維持です。
だから、褒めます。
作者には気持ちよく続きを書いて欲しいですから。
もちろん、気になった点は指摘します。
3つ、4つ褒めて、1つ指摘する、くらいが個人的にはベストですかね。
褒めた上で指摘 > 褒める > 厳しい意見と助言 > ただの暴言
コメントの質としては、だいたい上記のような感じに捉えています。
もちろん、これはデビュー前の素人レベルの話です。
プロレベルになると、本当に色々と変わってきますから。
ですから、皆さんも品評会や読書会に自身の作品を出す際は、これを頭の隅にでも入れていてください。
本当にいい出会いもありますが、中にはとんでもない爆弾や地雷がある場合もあります。
結構この手の会の事をボロカスに言ってますが、良い出会いもありましたよ。
ボロカスに言われた自分の作品ではありますが、その会に参加されていた方と別の機会に会う事もありまして、その際にいわれた言葉。
「あ、松永久秀のやつ書いてる人だ。読んでますよ」
なんだ、ちゃんと覚えていてくれたじゃないか。
しかも、散々こき下ろされた作品を読んでくれているじゃありませんか。
これで自分の中では解決。
なんと言うか、満たされてしまいました。
こう言う出会いや出来事があるから、筆が止まらないんですよね、自分は。
その言葉を貰ってからさらに1年筆を進めて、完成させましたけどね、『悪役令嬢・松永久子』は。
これがあったからこそ、続けれたとも言えます。
みなさん、品評会、読書会は“諸刃の剣”です。
本当にいい場所、自分のスタイルにあった場所を見つけないと、気分を害するだけに終わります。
よく誘いのツイートを見かけますが、皆さんの執筆スタイル次第です。
良き出会いがあらん事を!