毎日書けば年8冊
毎日書いて投稿すれば、どれくらいの文量になるのだろうか?
自分の『悪役令嬢・松永久子は茶が飲みたい!』の場合だと。
投稿期間、1年5ヶ月(515日)
総字数 240万字
総話数 570話
単純な計算となりますが、1日当たり“1,1話”、字数は“4660字”となります。
自分でもかなりのハイペースで書けたなと思いますが、実際はもっと早いです。
なにしろ、この連載の合間にも、別の作品を手掛けていたりしますので、文量としてはもっと増えます。
しかし、書けた、書き続けられたという事が重要なのです。
何度も言いますが、自分は白ねぎ農家です。
年中無休、バリバリの肉体労働、それでも続ける事が出来ました。
つまり、これを単純に“本1冊10万字”と計算すれば、1年半で実に24冊分も書いた事になります。
まあ、これはさすがにハイペース過ぎます。
毎日投稿はできても、文量は減るでしょうね。
これを真似しろとは言いませんが、“毎日投稿”と“1日3~4000字”くらいなら、“書く癖”が付いていれば可能ではあります。
自分はプロットなしに勢いで書くタイプでしたが、ちゃんと練り上げて書く方もいるでしょう。
プロット構築等に半月、1日3~4000字を1カ月、これを成せば、1月半で10万字、本1冊は書けるという計算になります。
1月半で1冊、つまり年8冊は本を書けるというわけです。
しかも“働きながら”書けるのです。
いずれ作家デビューをと考えている方もいるかもしれませんが、職を辞してまで創作に打ち込むにはリスクがあります。
収入が何かしら確保されていればいいかもしれませんが、そうでない方が大半でしょう。
基本的に働きながら書く事になります。
ですが、それでも年8冊は“やる気”と“アイデア”さえあれば、十分実現可能な数字であるという事です。
そして、それを武器にコンテストに応募し、作家デビューを目指す。
決してそれは不可能ではありません。
要は書き続ける事で上達させ、読み続ける事で新たな情報を仕入れ、今後の参考とする。
結局のところ、“継続は力なり”に行きつきます。
実現可能な数字は示しました。
あとはあなたの“やる気”次第です。