7 チケットと計画
【ライブチケット発売日前日の夜】
「『さにーず☆』の皆さん、撮影お疲れ様でした。」
「おつかれー、皆この後空いてる?焼き肉行かね?ボーナス入ったから奢るぜ!」
「かくと、まだ話終わってなさそうだよ。」
「うん、ありがとうメロロくん。皆ライブ近いでしょ?そのライブでね優待枠を設けようと思って、皆にそのチケットを渡したいの。」
チケット…。親に渡すのもハズいしなー…あっ、清水なら貰ってくれるかも!
「ありがとう、スタッフさん!で、皆どうする?まだ6時だし行かね?」
「うーん、たまにはガッツリ行っとこうかな?」
「おっ、すまは行くのか!他の二人は?」
「僕も今日はそういう気分だから行く~。」
「俺も今日親二人とも出張だし飯ないから行く。」
「おっ、メロロとアイスも今日はノリがいいなー!じゃあ行こうぜ!」
【焼き肉屋】
「何食うか?」
「僕カイノミとりんごジュース~。」
「うーん、とりあえず千切りキャベツとお茶で」
「俺ハラミとホルモンとラムネ。」
「おけ…頼んだぜ!」
「…それでかずき、学校で好きな人とかいないのか?すげー気になる!」
「そうだね、めぐみ(メロロ)高校生だけど通信制だからそういうのもないし僕とかいと(かくと)は社会人だからね。そういう青春みたいなのはないんだよ。」
「好きな人…気になる人なら1人…」
「えっ!どんな子?」
「めぐみも…。うーんと、明るくて、でもコミュ障で、オタ活してる、それも俺が推しなんだよね。」
「きゃー、凄くドキドキする!僕通信制だからよく分からなかったけどこんな感じなんだ!ヤバ、クセになりそ。」
「じゃあ今日貰ったチケットはその子に渡すの?」
「うん、でもどうやって渡そうか悩むんだよな。身バレはもっての他駄目だし。」
「あっ、じゃあ僕使えば?」
「瑞希を?」
「うん、友達から貰ったって。そうすればよくない?スタッフって設定で。」
「あっ!じゃあ使わせて貰うわ!ありがと!」
「頑張れよ!」
よし、これで渡せる!清水来てくれ!
《続く》
どうも、花見丘あんです!今回の雑談は料理についてです!実は私焼く系の料理全部焦がすんですよ!最近パンケーキを焼いたんですけど、なんと3回も焦がしちゃって…。これってもう才能ですかね?ちなみにお好み焼きも焦がしましたwww次はちゃんと焼けるように頑張ります!ではまた次回で会いましょう!