18 君を助けたい
「はー、ピ○ミン楽しかったー!やらせてくれてありがと!」
「いえいえ。ってもうこんな時間か。」
「あー、帰らないと!今日はありがと!」
「家まで送ってくよ、もう外暗いし。」
「このくらいなら大丈夫だよ、心配性だな!」
「そこまで言うなら…。本当に気を付けてね。」
「うん、じゃあね!」
本当に大丈夫かな?前もあんなことがあったのに。てか今日変なこと言ってなかったか?僕傷つけてないかな?あー、疑問がいっぱいだな…って今日生配信の日だ!ヤバ、すぐに準備…あっ、でもまだ早いな。30分前だし夕飯食べよ。
はあー、楽しかった!ってかこう見るとやっぱり大きいな!
そして思ったよりも暗いな、この道。でもこの道が近道なんだよなー。
「スタスタ…。」
「ズタズタ…。」
「スタスタ…。」
「ズタズタ…。」
え?なんかさっきから付いてきてる人がいる気が…。もうなんかこんなことばかりじゃない?なんで?運悪すぎじゃない?どうしよう、怖い…。誰か…助けて!
「やっぱりこんなことになってると思ったよ。おい、ほのかに何の用だ!てか立派な犯罪って分かる?おっさん!」
「ちっ、見つかったか!」
「ちょっと!逃げた…。」
「清水も危機感持てよ、前も犯罪に巻き込まれてたじゃん。」
「ごめん、なんか助けられてばかりだね…。」
「まあ俺を頼れよ。あと家まで送るからな。」
「はーい、おとなしく言うこと聞きまーす。」
はー、助かった!って今日氷原くん、いつもと自分呼びが違う!いつもは僕なのに俺だし。そう言えばアイスくんも俺呼びなんだよなー。やっぱり…もう思いきって聞いてみよう!
「氷原くん、一つ疑問あるんだけど。」
「ん、どした?」
「氷原くんって『さにーず☆』のアイスくんなの?最近カラオケとかで氷原くんの歌声を聞いてやっぱり似てるんだよ、全てが。」
「そんなわけ…いや、言うか。清水、バラさない?」
「うん、絶対に。」
「そうだよ、俺が清水の推しの『アイス』だよ。今までバレたことなかったのになー、バレちゃったか。」
「やっぱりそうだったんだ!なんかでも私だけ知ってる感じで嬉しいな!ってかそれだったら配信ヤバくない?!時間!」
「あっ、こんな時間!でも…」
「氷原くん、ファンを悲しませちゃ駄目だよ。だから行きなよ、ステージへ。」
「うん、分かった。」
「あとこれからそう言う風な活動サポートしても良い?駄目なら全然いいよ!」
「じゃあお願いするわ、じゃあな!」
「じゃあね!」
一方その頃…
「また失敗したの?全く使えないな。僕はほのかを連れてきて欲しかったのに何失敗してるわけ?アイスに先越されたくないんだけど?」
「申し訳ございません、瑞希様。次は…。」
「もう次はないよ。クビだ、君たちは。」
僕は早く君が欲しい…。待っててね、清水ほのかちゃん♡
《続く》
どうも、花見丘あんです!今回の雑談は秋についてです!皆さんは秋と言われて何の秋を想像しますか?私はやっぱり食欲の秋かな!焼き芋にスイートポテト、モンブラン、さつまいもごはん…色々ある!私は明日友達とスイートポテトパイを作ります!真っ黒にしないように気を付けなきゃ…。ではまた次回で!