13 第2の過去
時は中学1年時代に遡る…。
「今日からよろしくね、清水さん!」
「うん、よろしく雪谷さん!」
これがその時の隣の雪谷さんとの出会いだった。それから
一緒に出かけたりなど色々なことをした。でもある日事件は起こった。その時雪谷さんが佐藤さんをいじめをしていると言う噂が学校に流れていた。その一週間後雪谷さんは学校に来なくなった。それが私は心配になり、雪谷さんの家へ行った。
「ねえ、りん。りんは佐藤さんに恨まれることしたの?りんはいじめたりなんてしないよね?」
「うるさいな!久しぶりに会って学校の話?ふざけないでよ!私恨まれることした記憶はないけど何が地雷か分からないの!もうこれで終わりにして!これ以上話すなら帰って!」
その数日後雪谷さんはうつ病を発症した。それからは会っていない。そしてもう見ているのが辛くてついにはトラウマになってしまった。それからはそんなに深入りしないようにした、もうこんなことなんてしたくないから。
【カラオケ終了後】
「はー、楽しかったね!案外ほのかが歌うまくて驚いたよ!歌い手やっちゃえば?」
「いや、私は推す側にいたいから!…うち家こっちだからじゃあね!」
『じゃあね!』
ヤバい、もうこんな時間!『さにーず⭐』の生配信始まっちゃうし、新しいグッズも!争奪戦に参加しなきゃ!
【夜】
『今日の生配信はアイスとすまでお送りしまーす!』
マジで!?推しが画面の向こうに居る~!ヤバい、○にそ!
『そういえば今日カラオケ行ったんだよね!そしたら一緒に行った子の歌声マジで好みだったんだよ!次はメンバーで点数競いたいな!』
『えっ、アイスいいなー!僕はもう2年ぐらい行ってないよ!なんかメンバーで誰がうまいからめちゃ競いたい!』
へえ~、アイスくんもカラオケ行ったんだ!一緒に行った人いいなー!いつか会えますように…って流れ星!早く願わなきゃ!
《続く》