表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚オンリーで異世界征服  作者: 眼鏡 二世
第一章:異世界によばれました
9/16

死物狂いの逃走劇

その“ヤバい奴”は、一見眠っているように思えた。

アトロシス・レオ。別名“眠れる森の獅子王”。

普段は眠っているが、一回起きればその動きは俊敏にして苛烈。

その身に蓄えた筋肉を無駄なく使い、相手を瞬時に追い詰めていく。

また、魔獣にしてはかなり珍しく魔法も使える。

しかも余程恵まれないとだが、六属性を宿していることもあるという。火と光はデフォルト、そこから様々な属性が開花しえるんだそうだ。

そのスペックの高いステータスと使いこなす知能を危険視し、ギルドはA-ランクにしている。

…とは、姫からの情報だ。


何故こんなに立ち止まっているのかというと、訳がある。

相手の耳は物凄く良く、下手に逃げるとバレて一発KOの可能性もある。

それゆえに立ち止まっていた…のだが。


ガルルルルッ!

「なぁ、あれ、絶対起きてるよな…?」

「ど、どうやらそのようだな…」

「避けろっ!」

直ぐに叫べたのは、何の事はない。“ヤバい”と本能が直感したからだ。


本能に従って真横に全力でジャンプした直後、雷が落ちて来る。

「おいおいおいおい、マジかよ…」

さっきまで立っていた地面が軽く抉られていた。

恐ろしい点は二つ。

一つ目、遠距離に攻撃を飛ばす事が出来る事。相手に超威力の遠距離技があるのはそれだけで戦略を180°変えないといけないレベルなのだ。

二つ目、俺にはその攻撃が全く視認出来なかった事。

つまり、今の我々の命運は完全に自分の直感にかかっているのだ。

今、こいつと戦うのは、明らかに力が足りなすぎる。

故に

「撤退!」

逃げる事にしました。



左に回転回避する。その後ろを豪腕が破砕する。

チュドオオオンッ!

「いやいやいやいや、あれ拳が起こす音じゃないだろ!?どう考えても大砲の一種だろ、あれ!」

反撃どころか回避するので精一杯だ。

どうみても戦況は最悪だ。

「マスター、私を背負え!強化魔法と足止め魔法を掛ける移動砲台になる!」

辺りは樹木の根だらけ。とても走るのに適しているとは言えないが…


「承知した!」


迷ってる暇はない。背負い、走るのみだ。



自己強化ブースト足止めの泥弾(マッドストッパー)二重攻撃(ダブル)!」

一つめに掛けたのは光属性の強化魔法、ブーストだ。

初級に相応しく、三割増し程度だがそれでも雲泥の差だ。

お陰で回避が滅法楽になった。

二つ目に打ったのは足止め用の混合魔法、マッドストッパーだ。

闇属性で相手の能力を落とし、土属性で物理的に足止めする混合魔法だ。

お陰で大分余裕が出来ている。…少なくとも転がらずに済む程度には。

三つ目は少し特殊な無属性魔法だ。その内容は、直前の術式を

コピーする事。普通詠唱呪文の場合は間に合わないそうだが、姫は頭の中で使えるらしい。


敵の範囲魔法攻撃が来る。属性は火と光だ。そんな魔法に関する情報を、なぜか・・・雨宮は理解できた。

ゆえに、敵がどれだけ頑張ろうが、魔法は当たらない。手に入れた情報から範囲を割り出して、攻撃魔法のギリギリ外へ。いくら炎が荒れ狂おうが、いくらすさまじい熱を持った光が降り注ごうが、当たらない。



逃げ回っているだけのように見えて、実は、一つだけ手を考えていた。

『鋼の絆』の皆さんに頼る事だ。Cランクだが、連携のお陰でランク以上の能力を発揮出来るとみた。


そして。

「見えた!」

確かに鋼の絆の皆さんがそこにいた。

「誰かと思えば、さっきのサモナーか。そんなに急いでどうしたんだ?」

「アトロシス・レオが来る!臨戦態勢をとって下さい!」

と同時に、姫がいつの間にか仕掛けたトラップを突破した獅子が来た。

「街に被害を出さねぇためにも、やるぞ!」

と言うと同時に、ジルが前線にでる。

しかし、拳の一発で吹きとばされる。

「想像以上に強い!」

弓使いのイル、魔法使いのカイン、そしてヒーラーのセレンが総攻撃しているが、なかなかダメージが入らない。


イルが放った矢は悉く跳ね返される。

カインが放った魔法は、その頑丈な甲殻に阻まれて効果が薄い。

セレンは…甲殻のない胸に殴りこんでいるので、一番ダメージを与えている。あんたヒーラーだろ。


挙句の果てに、相手が放った小規模魔法でも直でくらったらかなり危ない状態だ。


「なかなか想定以上の相手だな、これは。」

「ああ、やばいぜ。これ以上くらったらマジで危ない。」


兄弟が話し合ってる隙に、敵が動いた。

自分の両足を・・・振り下ろしてくる。仕方がないので盾でジルが防いだ。

それでも何とか前衛二人が凌ぐが、その危うい均衡は一瞬で崩れるものだ。


敵の範囲魔法の前兆が、来る。

戦況は、最悪を迎えていた。








余りに内容が杜撰だったため、編集いたしました。

ご理解いただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ