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召喚オンリーで異世界征服  作者: 眼鏡 二世
第一章:異世界によばれました
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最初の邂逅

気が付いたら草原に寝転んでいた。

声に出してから気が付く。トンネルの先にいったはずなのになぜ草原のど真ん中にいるのか。

「つ、つつつつまりこれって・・・!」

常に開かれたラノベがあるスマホを持つ、重症の中二病患者だからこそわかる。つまり、この

シチュエーションが意味するのは・・・

「異世界転移、来たーーーーーッッッッッッッッッッ!!」

しばらくその草原には、中二病患者の狂ったような歓声が響き渡ったのだった。

天文学的なまでの確率で発生する・・・かもしれない異世界転移を、雨宮はその剛運で見事、引き当てることに成功した。



「しっかし、これからどうするかねー」

勿論、冒険の書的な奴はない。ガイドや道しるべなどは一切なし。独力で自分の生きる道を切り開いていく必要がある。

「まずは初期アイテムの確認っと」

かっこつけてみたが、要するに持ち物チェックである。

結果・・・スマホ→電池残量が8パーセントを切っている状態。つまり使えない。

     かばん→なんてことはないフツーのカバン。

     所持金→100円玉が5枚残っている。定期もあるが、使えない。

     テスト→過去最低の結果を記録した、永遠に見たくない紙切れ。

とりあえずテストは破棄する。丸めて投げる。

「なんか使えるものが致命的に不足しているような・・・」

仕方ないので、最後の項目に行く。

「とりあえず、最寄りの街を探そう。」

幸いなことに、現在地から約200メートルほどの距離にひとつ、中規模の街がある様子なので    とりあえずいくことにした。



「すみませーん。」

とりあえず近くにいた村人Aにこえをかけてみる。

「なんだい兄ちゃん、ここらじゃ見ない顔だね。」

この世界には黒髪に黒い眼は少ないのだろうか。だとしたら

「黒目黒髪の清楚系も好きなのにっ!」

「どこむいてしゃべってんだ?この兄ちゃん。」

そこでようやく正気に戻った雨宮は、情報を得るべく尋も・・・んではなく聞き取りを始める。

「村人Aさん、この街の名前はなんていうんだ?」

「村人Aってなんだ?ていうかあんた、街の名前すら知らずに来てたのか。

 ここはガリステア国の端、シュメーラの街だ。」

ここはガリステア国、というらしい。

「ここには冒険者ギルドってあるか?」

「おかしな兄ちゃんだぜ。この国の街規模のところには、常に冒険者ギルドはあるぜ。

 この街の簡単な地図あるから、もってけ。」

「ありざーっす」

と言って意気揚々と大通りを歩いていく。

後には残された村人A、改め武具屋の店主が一人、首をひねっているだけだった。





     












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