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君を見つけるよ。

作者: NAOX

 大勢の中で迷ってる君。

僕がちゃんと見つけてあげるから。

 でも君は僕だとは気付かずに。

君に恋をした。


 君を見つけたよ。

知らない場所で。

僕は何度も君を見つけ出せるから。

 でも君は僕を知らない。 


 君がこう言うよ、「まだどこかで会えたらね、すぐ君の事思い出すから。」

嬉しいよ。

でも今は、君は僕の事を覚えていてくれているだろうか。

いつも、優しくしてくれた君にはたくさん伝えたい事がある。

ありすぎるんだ。

それを、伝えないでくれと言う君。

 寂しすぎる。それが最後の君への気持ちになってしまうのか。

僕は、そんな想像をしてしまう。


 まだ、君は僕を知らない。

知っている。でも知らない。

 大勢の中から、僕はちゃんと君を見つける事ができるけど。

君はどう?

君に問いかける。

 

 君に会いたい。

いつまでも、君を追いかけるから。

大勢の中で君を一瞬で見つけられる。


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