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64.君の話



怖くなんてない


独りで歩いてるわけじゃない



それに気がつけば

そんなに悪いものではない



大丈夫だよ、ほら

その手を貸して



ねぇ

さみしかった?


ねぇ

怖かった?



それならもう大丈夫



そんな気持ちは誤魔化してあげる

誤魔化して誤魔化して

そのうち本当にしてあげる



嘘でもいいでしょう

あなたが笑ってくれるなら

私はいくらでも

あなたのそばにいてあげる



嘘か本当かなんて

いつかどうでもよくなるよ




時間はいくらでもある


さて、何の話をしようか




くだらない私の話

至らない私の話


つまらないかもしれないね


きっと

嫌になるね



それなら君の話を聞こうかな

私の話より

何倍も面白いはずだよ


笑えなくてもいい

涙を流すような話でなくてもいい


君の口から

君の世界を聞くことが

私にとって大切だから



さて、何の話をしてくれる?

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