表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/73

41.晴れた昼下がりの黒




勝手だなぁ、君は

あたしに何を期待してたの

そんなもの持ってないって言ったのに

どんな幻想ゆめ抱いてたの


触らないでよ

近寄らないでよ

勝手に期待して

勝手に裏切られたような

気にならないでよ


私は何で

心砕かれなきゃいけないの

君は何でそんな目で私を見るの

何が欲しかったの

疑問は空しく消えていった

どうでもいい、という気持ちの果てに

ゴミ箱に投げ捨てられた



勝手だなぁ、君たちは

巻き込んでおいて

被害者面ができるなんて滑稽だね

君たちの前の顔はもう思い出せない


見ないでよ

話しかけないでよ

勝手に巻き込んで

勝手に傷ついたような

気にならないでよ


私は何で

心砕かれなきゃいけないの

君たちは何で私をかまうの

どうせ見捨てるくせに

厄介者はいつの間にか姿を消す

どうでもいい、という人ごみの中に

カテゴライズされて






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ