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23/73

23.連結

ぐわーっとかいたものを連結しただけの詩です。相変わらずの情緒不安定で申し訳ないです、はい。


一人は寂しくて嫌だから

みんなに優しくして

みんなに良い顔をして


大切にされたくて

一人ぽっちにはされたくなくて


だけど

そのうち


本当に大切な人ができて

嬉しくて、とても

甘えてばかりいて

傷つけることもきっとたくさんあって


一番大切な人を

一番大切にできていない人間なんだと思います、私は


素直になるというのは

素の自分になるということ


素の自分は飾れないし

融通もきかないし

優しくもないし

わがままで

泣き虫で

迷惑ばかりかけてしまう


そんな自分を好きになってもらうのは

難しいですよね


というより

そんな自分を変えるということが難しいです


ずっと(というわけではないかもしれないけれど)

心に穴があいていた人間にとって

誰かのためのスペースを作るということは

誰かと一緒にいるための余裕をもつことは

難しいです


何が言いたいのかよくわからなくなってしまいました

すみません






拒絶しかできない

近づけない

優しさには

上手く笑えない



わかってほしくない

わからないままでいいよ

そう言って何度

頑丈な壁をつくっただろう



無意識にでもぞっとする

その感覚を

私は体にもっている

そしてそれは

私をゆっくり蝕んでいく



嘘が本当になって

本当が嘘になって

世界はひっくり返ってしまった

頭の重さに私は耐えられない

足の軽さに私は飛ばされそうになる



あぁ


このまま


ずっと

夜の海に沈んでいたい


このまま


ずっと

深海から光をみていたい


そうしたら

もう

傷つかずにすむでしょう


そうしたら

もう

泣いたってばれないでしょう



海水に混ざった涙を

海流に流れた涙を

私は見送って

何でもないみたいに笑う


何でもないみたいに笑う



元気なふりしてため息一つ

強くなったふりして

大声で泣いた

一人でも良いと言ったのは嘘だけど

それじゃあ、どうして…



一人にならない努力ってなんだ

愛想が良いこと

話し上手なこと

誰よりも優しいこと

相手を思い遣れること

大人であること


いくつこなせるようになったら

それがわかるようになるのだろう


いつになったら

大切にされていると

わかるようになるのだろう


大切なものほど

甘えてしまうから

きっとたくさん傷つけてしまう

そりゃ

去っていってしまうわけだ



結局変わらないと

だめだっていうことで

それはわかっていて

でも変われなくて



甘ったれの弱虫の言い訳



叫んだって叫んだって

意味がないんだって

だって

声がでないもの

だって

届かないもの

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