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酔って幼馴染とやっちゃいました。すごく気持ち良かったのでそのままなし崩しで付き合います。…ヤンデレ?なにそれ?  作者: 下菊みこと


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初詣

これにて最終回とさせていただきます。ここまでお付き合いいただきありがとうございました\\\\٩( 'ω' )و ////

「おはよう、ゆめ」


「おはよう、夏希」


今日は初詣に行くので二人で朝からいそいそと準備をする。なお朝ごはんは神社の出店で済ませる算段だ。


「じゃあ、行こうか」


「うん!」


夏希と手を繋いで、神社に向かった。


「おお!やっぱり混んでるね!」


「出店も並んでるね」


「先に出店で色々買ってから参拝の列に並ぼう」


「うん」


神社のお水でしっかりと手を洗ってから、出店で色々買った。そして参拝の列に並ぶ。


「夏希、このじゃがバター美味しい」


「一口ちょうだい」


「あーん」


「ん、本当に美味しい」


年明け早々にイチャイチャしつつ、のんびりと食べながら前が開くのを待つ。ゆっくりと出店で買った食べ物を楽しみつつ、夏希とイチャイチャしながら待っていたのだけどそれでも長蛇の列は手強い。


出店で買ったものを全て食べきってしまって、お腹いっぱいになったところでまだ半分くらいの位置だった。それでも早い方だとは思うけど。


「夏希は何をお願いするの?」


「ゆめの無病息災」


「えー?」


「ゆめは?」


「うーん。夏希の無病息災とー、夏希との結婚がすんなりいきますようにっていうのとー、宝くじが当たりますようにとー」


指折り数えて願い事を言っていたら夏希がクスクスと笑う。見れば微笑まれた。


「ゆめは本当に可愛いね」


「えー?」


「僕も無病息災のほかに、ゆめとの結婚が何事もなくいくようにお願いしようかな」


「そうしよー!あと、宝くじもね」


「宝くじね、わかったよ」


ニコニコして頷いてくれる夏希。夏希が本当に祈ってくれたらワンチャン当たるかも、なんて。


そんなこんなでのんびりと会話しながら待っていたら、なんとか前が開けた。お賽銭を入れて、新年のご挨拶をしてお願い事を神様に祈った。


そして夏希と手を繋いで帰る。


「今年もちゃんとご挨拶出来て良かったよ」


「お願い事も出来たしね!」


「出店も楽しめたしね」


ほっくほくでお家に向かって歩いて、ふと気付く。


「あれ?こっちの道通るの?」


「うん。おせち依頼してるから取りに行こう」


「おせち!?わーい!」


おせちを取りに行って、予約のお店で買って今度こそお家に帰る。


帰ったら手洗いうがいの後、おせちを二人で食べた。すごく美味しかった。


そして夜は夏希のお手製のお雑煮を食べた。豚肉とほうれん草とお餅のシンプルなお雑煮はとっても美味しかった。


今年も来年も再来年も、ずっと夏希と一緒にいたい。その一番の願いが叶うように、これからの日々を夏希と大切にしていきたい。

ブックマークなどの応援ありがとうございました。少しでも楽しんでいただけていれば幸いです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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