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酔って幼馴染とやっちゃいました。すごく気持ち良かったのでそのままなし崩しで付き合います。…ヤンデレ?なにそれ?  作者: 下菊みこと


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そういえばもうクリスマスイブでした

「明日からいよいよ久しぶりの出勤だから、少し緊張するなぁ」


「そうだね、僕もだよ」


暇つぶしに流し続けているTVを一緒に見ながらそんな話をする。ちなみに世間様はクリスマスをお祝いしている。正確にはクリスマスイブか。今年のクリスマスイブはなんと今日だ。


「なんならずっと二人でこうしていたいくらいだけどね」


「そうだねぇ。でもたまにしかない休みだからこそのありがたみってのもあるでしょ」


「そうだけどさ」


夏希の気持ちもよく分かる。幸せな休日にずっと浸っていたいのは私だって同じである。


「また休みになったらこうやってのんびり過ごそうね」


「うん」


「ずっとずっと、お爺ちゃんとお婆ちゃんになっても休日はこうやってくっついていようね」


「!…うん!」


そこまで言ってはたと気付く。そうだよ今日クリスマスイブじゃん!


「夏希!」


「なに?」


「予約してたクリスマスケーキ!」


「…あ!」


「チキンも必要だし、今日は予定変更で一緒に買いに行こうか。予約の時間は?」


夏希がいそいそと予約票を確認する。


「今日の十七時予定。チキンは予約してないし…ケーキも含めて買い物するなら、十七時半帰宅として…手作りするなら十九時くらいになるけど」


「手作りできるの!?」


「ローストチキンでよければ。作り方は鶏肉を骨にそって切り込みを入れて、皮目にフォークで数カ所穴をあける。それで調味料を混ぜたものを擦り込んで時間を置いて、よく馴染ませてからオーブンで様子を見つつ適宜オリーブオイルを塗りつつ焼く感じ」


「はええ…すごい」


「作りつつちょっとずつ他のメニューも作れるから十九時に食事は間に合わせられると思うんだけど」


それならば作るの一択だろう。クリスマスイブを十九時から祝ってディナーを楽しんでも、寝る支度をするには十分な時間。私ももちろん手伝うし。


「…うん!その予定で行こう!いやー、思い出して良かったよー」


「色々ドタバタした後、今度はのんびりし過ぎてたから本気で忘れてた…ありがとう、ゆめ」


「いえいえー」


ということで今日は急遽クリスマスイブのお祝いをします。


「どうせなら飾りつけとかもしたかったなぁ」


「ん。一応ある程度の飾りはあるけど買い物行くまでに飾る?」


「あるの!?」


「子供の頃のをそのまま持ってきた。実家出るときに将来なんだかんだで使うだろうから持って行っとけって渡されて」


「あらぁ…さすが用意がいい」


ということで、ただいまから飾りつけをしまくります。

神の子扱いされている優しい義兄に気を遣ってたら、なんか執着されていました


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あと


美しき妖獣の花嫁となった


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よろしければお付き合いください!


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