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回復魔法で仕事

次の日教会の前に看板を立てた。

『怪我した方、回復魔法でキレイに治療いたします』

『一日5名様まで(銀貨2枚)』


「こんなのでお客様くるのかな?」


「多分大丈夫ですよ」


看板に気が付いた人が、立ち止まり読んでいく。数人が看板の前で話をしていたようだ。その後、去ってしまったが。


「まあ、そうそう怪我してる人なんていないよね」


そう思っていたら、教会の扉が開いた。エプロンをした小太りの女性が現れる。


「怪我人を治してくれるって本当かい?数日前、屋根から落っこちて大けがした人がいるんだけど」


「「はい。大丈夫です」」


「もしかして動けなくて寝てたりしていますか?」


「そうなんだよ。動けなくて困っていて、是非家に来てほしくて・・」


ぼくとアリスは、エプロンを着た女性に付いて行くことになった。

念のため薬箱も持って行くことにした。


町を歩くこと数分、一軒の家に着いた。家の中に通されたので様子を見ることにした。一応手当はされているみたいだ。


「家の主人です。随分と痛がっていて・・」


ベッドに筋肉質の男性が横たわっていた。寝ているようだ。

足を折っているみたいだけど、魔法で治せるのかな?

足に両手をかざすとまた、頭に言葉が浮かんできた。

ぼくは唱える。


『癒しの女神よ我に力を与えたまえ・・ヒール』


淡い光が足を包み込んだ。


「わあ~」


アリスさんが感嘆の声を発した。


「初めて見ました。回復魔法ってキラキラしているんですね」


「え?シスター?初めてって・・」


ぼくはエプロンの女性に言った。


「包帯を外してみてください」


「は、はい」


女性は男性の足に巻かれた包帯を外していく。


「おおこれは凄い!元通りだね。有難うございます」


女性はぼくに、お辞儀して感謝していた。


「一応しばらく様子見てくださいね」


「では、これでお願いします」


女性が、ぼくにお金を渡してきた。銀貨3枚だ。一枚多い。


「ちょっと多くないですか」


「あたしの気持ちなので受け取ってくださいな」


一枚返そうとしたが、断られてしまった。



****



帰り道、体が少しふらついた。慣れるまでこんな感じだろうか?


「大丈夫?もしかして魔法を使ったせいで?」


「少し、体がだるくなるんですよ。昨日もそんな感じでした」


「そうだったんですね。良い事ばかりではありませんよね。言ってくれれば良かったのに」


「少し休めば良くなりますから・・」


「無理しないで下さいね。体調悪かったら中止にしていいですから」


アリスさんはぼくを支えて、一緒に歩いてくれる。ほんのりと花のいい香りがした。人の役に立つって良いものだな。体はだるかったけど、心は充実していた。

面白かった


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