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責任

ぼくの責任だ。一緒に露店まで行くこともできたはずだ。何故目を離してしまったのだろう。何とかしなくちゃ。追いかけたら、直ぐにロイドさんを見つけた。どうやら小屋の中にいるらしい。


「ぼくが行きますから、その隙に助け出してください」


自然と言葉が口をついて出た。怖くないと言ったら嘘になる。ぼくは力は無いけど、ロイドさんなら助けられるだろうから。


「ぼくだから、相手も油断するし・・いざとなったら、回復魔法使えるから大丈夫ですよ」


ぼくは弱い。だから相手も油断するはず。ロイドさんに止められたが、ロイドさんの手を振り払った。大丈夫。きっと上手くいく。


コンコン

ドアをノックした。


「あの~すみません。ちょっといいですか?」


ギイー


「何だ?今取り込み中だ。後にしろ」


ドアが開かれ、禿げた大男が出てきた。直ぐに男はドアを閉めようとする、ドアの隙間にぼくは足を引っ掻ける。


「何の真似だ?」


ギロリと睨まれる。


「商品を是非買っていただきたくて・・」


「はあ?商品だ?何もねえじゃねえか」


ガシャン!


小屋の窓ガラスが割れた。


「誰だ?」


「「どけ!」」


ぼくは突き飛ばされて、尻もちをついた。小屋の中から数人の男が出てきた。禿げた大男も外にいる。全部で3人のようだ。


「誰もいねえ。どうなっているんだ」


ぼくはその隙に小屋に入り込んだ。わらの上に少女がいた。パトリシアだ。気を失っているらしい。


「おい!お前何してる!」


ぼくは直ぐに禿げた大男に捕まった。腹を殴られるが、あれ痛くない?


「痛ってー。お前、何か体に仕込んでいるのか・・」


「いいえ?何も?」


今度は顔を殴られた。痛くない。これはあれかな。ステータスに記載されてた。防御魔法 障壁ってやつ。ダメージを受けないのかもしれない。


「何、無視してんだ!」


考え事をしてたら無視をしていると思われたようで、男は顔が真っ赤になっている。

ぼくは、男の急所を思い切り蹴とばした。たまらず大男はぼくから手を離した。相手が動けなくなっている隙に姫様を抱えて持ち上げる。



**



外ではロイドが男を二人倒していた。男たちは気絶しているようだ。


「え・・グリーン?」


ロイドが間抜けな声を出した。


「俺が突撃しようと思っていたのに・・助け出せたのか」


「んんん・・」


パトリシアが目を覚ました。


「姫様!」

「パトリシア!」


「あれ?ここは?わたくしどうしてここに・・」


「城に帰りましょう。グリーン、念のため回復魔法をお願いします」


『癒しの女神よ我に力を与えたまえ・・ヒール』


手から淡い光があふれ出し、パトリシアの体を包み込んだ。ヒールという魔法は、怪我以外に体力回復の効果もあるみたいだった。人を運ぶのは意外に重くて、ぼくは自分にヒールをかけながらお姫様を抱えて行った。


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