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狐が鳴く月夜に嘆くわ伝説  作者: 謎の作家
交じり行く世界歪みゆく均衡
44/53

道を阻む者

不定期投稿で申し訳ありません!!

話は浮かんでいるのですが、中々筆が進まなくて…!50話早く突破してイラスト投稿したいのに!!

ぼちぼちですが頑張っていきますので、何卒!何卒!!

よろしくお願いします!

────────魔法器が映し出した映像がもし冒険者協会で流れた場合、起こりうるであろう兆光一行は、村長と詩月との別れの挨拶を交わすこともなくとこしえの村を飛び出し冒険者協会への帰路へとつく。


「なぁ、乃亜、もしあれが冒険者協会、冒険者の間で流れたとしたらどうなると思う?」


突然飛び出した、兆光たちだが改めて起こりうる可能性を予想する。道中一同はそれぞれの考えを出し合うことにした。


「そうだな…俺は冒険者協会がどう動くかわからないが、最悪の場合…災厄たちとの再戦になるかもしれない、一度目の大戦は、五大災厄だったが…今では六大災厄だ。俺らに勝ち目はないだろう」


「でも、冒険者協会が動かずとも悪式みたいなやつがこの森に立ち入ろうとする奴がいるかもしれないわね」


「確かに…冒険者にとっては、六大災厄が最大の討伐目標、大金にもなる…金に目が眩む人たもいるかもしれないわね…」


そう、人間種と言っても性格や行動、考えは人それぞれで未知数なものいくら冒険者たちを管理する冒険者協会とはいえ、幾万もいる冒険者全員のを行動を管理するのは無理というものだ。


「今考えても仕方ないな。とりあえず、急いで戻…」


 冒険者とは、常に何が起こるかわからない死と隣り合わせの日常、いつ死ぬのかなんてわからない明日が来るのかはその人次第、きっかけは様々で魔物との戦闘が主にだろう。広大な五つの大地で成す地形には多種多様な魔物が生息している、ここは生命の大地「タナトス」は半数が緑で覆われており生息する魔物は鹿や猪などの動物がエネルギーを宿し変化したものだ。


「全員!戦闘態勢!!一華!あれは何だ!」


「確か「フォレストディアー」森に生息する鹿型の魔物、群れて攻撃してくる突進攻撃に注意して!」


兆光の前に現れたのは群れで行動する、「フォレストディアー」鹿型の魔物で体は苔のように緑色で周りの景色に溶け込むようになっている、主にツノで突進攻撃をしてくるが、その突進は鎧を貫くほどのもので侮れない魔物だ。


「突進攻撃に気をつけろ、瑠奈、範囲攻撃を頼む。俺はあの群れの動きを封じるとしよう」


「わかった、頃合いをみて放つはね。蒼、その間に鹿の突進のカバー頼むわよ!3体いったわよ!」


「あぁ、任せとけ!そのツノ切り落としてやる。壱の剣「乱れ斬り」」


風を切るような音とフォレストディアーのツノに当たりそれぞれ一本斬り落とす事に成功する。続けて、乃亜が死角を突き、フォレストディアーの動きを封じる


「今ならいける!「魔封刃」いけ!一華!瑠奈!」


魔物を対象とした無数の刃がフォレストディアーの足元に散らばり地面に突き刺さり動きを封じた。乃亜のかけ声と同時に一華と瑠奈は詠唱を始める。


「魔法効果範囲拡大…!」


「ありがとう!一華!炎を燃え盛れ…「ファイアーボール」一つの火の球体が分裂フォレストディアー目掛けて飛び

さらに、魔法効果範囲拡大の恩恵でさら分裂し、群れ一帯を焼き払うほどの火の球体が直撃し、一瞬にして討伐する事に成功し、一難を退けた。


「はぁ…倒せた、やっぱり俺らのチームワークは最高だな!」


「あぁ、よく連携が取れたと思う」


「一華の魔法効果範囲拡大がいいタイミングで詠唱してくれたからよかったわ!」


「瑠奈もさすがの火力…!」


一難を退け、先ほどの戦闘に対してお互いに称賛しあう兆光だが、そんな時間はなく、一刻も早く冒険協会に戻らないといけないのだ。


「って、こんなことしてる場合じゃない!早く冒険者協会に戻らないといかないと!」


蒼の大声で本来の目的を思い出し、一同はハッとし立ち上がり再び冒険者協会へと急ぐ、その道中再び様々な魔物と遭遇し、苦戦しながらも数々の魔物を討伐しながら進んでいく。

一方その頃、悪式は冒険者協会にすでに到着していたのであった──────

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次の更新はいつになるかわかりませんが、気長に待ってもらえれば嬉しいです!


更新する際は必ずTwitterに告知しますのでお願いします!

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