先輩
さて、雑談はこれぐらいにして訓練所に向かうとしよう、そう言ったミザリアに俺は訪ねる
「どうやって移動すればいいのでしょうか」
ミザリアは白衣のポケットからメモリースティック
を取り出すと俺を映しているモニターに接続した、すると俺の視点がメモリースティックに切り替わる
「これは頑丈でね、修吾くんにわかるように言うと100人乗っても象が踏んでも大丈夫だよ、ライラくんはそれを持って訓練所に向かってくれたまえ」
ミザリアが返事を待たずに部屋から出て行くと
ライラはメモリースティックをレンズが外側になるように胸ポケットにいれてくれた、ありがたい、これで周りが見える
ライラが歩いて訓練所に向かう間、更新された知識を検索して、該当した内容でライラと雑談する
戦闘する軍人志望は大きく分けて4つ
見習い兵、軍紀や対人訓練、量産型兵装機の操縦方法を学ぶ
三級兵、見習い兵で一定の成績が認められた者、量産型の兵装機、つまり人型操縦ロボットが与えられる
同時に兵装機の操縦中にサポートする電脳パートナーが与えられる、今回の俺だな
ニ級兵、三級兵で撃墜数などの成績を認められた者、ユニークでないが、量産型より優れた機体が与えられる
一級兵、エリートでユニーク機体が与えれる
今から三級兵昇格後、パートナーをつけた初めての操縦訓練を行うとのことだ、ちゃんとサポートできる様に頑張るよなどと話していると訓練所に着いた
訓練所には大きな人型ロボットである兵装機がドックに何体も配置されていた
その先には学校の校庭を何10倍にもした広さのフィールドが存在していた
俺が迫力に飲まれていると、訓練所の中にいた数人の内の一人が近づいてくる、ライラと同じ様なボディースーツだがライラは白を基調としているが、近づいてきた人のスーツは暗い緑色を基調としていた
検索すると、二級兵のスーツなのか、色合いは三級兵の方が好みだな
えーと、この顔は・・・と検索しようとする前に声をかけられる
「訓練かな?俺は二級兵のデリー・トーマスだ
よろしく頼むよ新人さん」
「ライラ・ブレイズです、本日から三級兵となりました、よろしくお願いします!」
「ほう、今日からってことは新しい転生者か」
俺も無難な挨拶をしておく、ちょっと軽薄そうだけど感じの良いお兄さんって感じだな、年齢は20代中頃か、
「よし、折角だから俺が訓練相手になってやる
ちょっと待ってな!相棒を連れてくるからよ」
そう言ってデリーさんは居なくなってしまった
相棒、つまり俺の前に来ている異世界転生?転移?憑依?まあ先輩か、異世界の先輩達についてはさっき実は検索を試みてみたのだが、ミザリアを調べた時と同様に権限がないらしく、見れなかったのだ
話が聞けるのは楽しみだな




