表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋と愛の形  作者: はす
5/6

お泊まり

照れてる女の子って可愛くて萌えますよね。


なんとなくのノリで春菜が家に泊まることになってしまったが、初めてあった相手と初日で付き合って、そのままお泊まりって結構やばい事なんじゃないか……


「せんぱーい!夕飯出来ましたよー」

「あぁ、ありがと」


夕飯は春菜が作ると言って聞かなかった。


「……おい、なんだこれ」

「普通のオムライスですけど」

「ちげーよ、ケチャップだよ!なんでハートなんだよ!」


出されたお皿には美味しそうなオムライス、卵にはケチャップハートが書かれハートの中に"すき"と平仮名で書いてある。


「あ、忘れてました!せーの、萌え萌えキュン!」

「ここは、メイド喫茶か!求めてねーよ」

「えー先輩からメイド嫌いなんですか?」

「別に嫌いじゃないけど」

「ならいいじゃないですか!」

「嫌いじゃないからってやっていいわけじゃないだろ」

「まぁもうケチャップはかけちゃったんですし、ほら噴水盆に帰らずっていうじゃないですか、冷めちゃう前に食べちゃって下さい!味には自信なあるので!」

「はぁー噴水じゃなくて覆水だし、覆水だとしても意味違うし……いただきます」


諦めた


「どう、ですか?」

「……びっくりするぐらい美味しいよ」

「よかったー、これでまずいって言われたらそこのベランダから飛び降りてましたよー」

「冗談でも、そんなこと言わないでくれよ」

「えへへ」


料理美味しいって言われると、嬉しいもんか。



 その後入浴も済ませ、暇になってきた頃


「せんぱーい!先輩の部屋ってどこですか?」

「一人暮らしだから、全部俺の部屋だけど」

「あ、そっか。じゃ寝室は?」

「あっちだけど」


そう指差すと、小走りでトイレのドアを開けた春菜すぐに文句を言いに来ると思ったがトイレに入ったまま、出てこない。


少ししてトイレの扉が開きこちらに来る


「せーんーぱーい?」


ソファに座る俺に、春菜は軽く屈んでジト目で見てくる。


「なんだよ、悪かったよ」

「まぁちょうどトイレも行きたかったのでいいんですけど、注文は寝室なんですけどぉ」


行きたかったならいいじゃん!と言うのはやめておこう、大人しく「あっちだよ」と正直に指を指す。


春菜が寝室に入る。数分後戻ってきた。


「ベットの下にエッチな物無かったんですけど」

「そんなベタな展開ないだろ、てゆうかベットの下って広まりすぎて逆にベットの下隠しずらいだろ」

「じゃあどこなんですか?」

「教えるか!」

「持ってはいるんですね!」

「ーーまぁそりゃな」

「じゃあさーがそっと、うわっちょっえ?」


そう言って探しに行こうする春菜を掴んでこっちに寄せる


「せせせせせせせせんぴぁい?」


顔を真っ赤にしている春菜、今俺の膝と膝の間に春菜を座らせてお腹に手を回して固定している状態だ。


「なんだ?」

「こ、こういうのはもっと関係がぁ──」

「今なら俺らの関係何だっけ?」

「うぅ……先輩って意地悪でドSで変態だったんですね幻滅しました」

「ひどい言われよう」


と言いながらも抵抗するように俺の手を振り解こうとする手に力はこもっていなかった。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

よければ評価貰えると嬉しいです!

次もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ