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♯4
最終話です。いろいろと間違いがあってあげなおしました。
どうしてだろう、胸騒ぎがする。
万事解決したはずなのに。僕たちは両片想いから恋人になったし、彼女は火事から救われたはずなのに。
何故かとても不安な気持ちになった。
「チッ」
男の舌打ちが聞こえた。
真後ろから聞こえたそれに振り向く。
「誰!?」
今度は鼻で笑うような吐息が聞こえてきた。すると、すぐ横にあった電柱の影からフードをかぶった男が出てきた。男の顔は完全に見えなかったが、背丈は僕と同じくらいに見えた。
でも、この後の事件の話はまたいつか。
あの流星に願掛けを。
実はこの話、終わっていないんです。
本文にも書いたとおり、また、いつか。
あの流星に願掛けを。
それでは、次作も楽しみにしていただきたいです。