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天の川の銀龍

サヨナラって簡単な言葉に思える。言った後で、体のちょうど胸のあたりに空洞があって、そこから、ずっと絶えず風が吹き抜け続ける。これが、虚無感というものか?こんな気持ちがあるなんて、はじめて知った。

何もかも手に着かなくなるなんて。病院へ行くと鬱なんて、もっと簡単な言葉に、簡単なチョイスで薬なんて出されて。私は、その時大切な人と大切な自分を失った。

そして、それまで憧れていた空が誰かを思い知らされ、その日の境に龍は私の美しい空になった。

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