第24回 私7
ショックだった。
こんなショックなことはない。
タキガワ先生はエリという女子生徒とも関係があった。
それだけではない。
誰とでも関係を持っていたのだ。
私が特別ではなかった。
私も結局そういう扱いだったのだ。
都合の良い女の一人だった。
一番じゃなかった。
悲しかった。
怒りも芽生えた。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
全てが憎い。
殺してやる。
殺してやる。
教室でタキガワに襲い掛かった。
エリにも襲い掛かった。
私の後に出てきて。
調子に乗っている女だった。
この女がタキガワを誘惑したのだ。
きっとそうだ。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
殺してやる。
殺してやる。
エリに襲い掛かった。
リュウジが私のことを誰かに話してるかもしれない。
私の名誉に関わる。
リュウジの知り合いは全て殺す。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
殺してやる。
コウジも誰かに話してるかもしれない。
私の名誉に関わる。
コウジの知り合いは全て殺す。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
殺してやる。
オカダの関係している人間もだ。
真に悪なのはオカダなのだ。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
殺してやる。
それを邪魔する警察もだ。
調べるべきは私ではない。
憎い。
憎い。
憎い。
憎しみが増加する。
殺してやる。
全て。
全てだ。
関わる奴を全て殺してやる。
全員殺してやる。
つづく。