遠退く意識の中で
巻き込んだのは面白くするためです、一人じゃつまらないからです。
「うわあああああああ」
「アーッ」
言うまでもないだろうが零下だ、光一に巻き込まれて穴に入りました、意識が飛んだからこの後のことは知らん
(朦朧とした意識の中)
「どうしてこうなったのかねぇ」
妖艶な美女は微笑む
「お前は誰だ、そしてここはどこだ、答えろ」
なぜか俺の手には漆黒のオーラを放つ禍々しい剣がありそれを彼女の首筋に突き付けている。
「まあ落ち着「この状況で誰が落ち着くか」
「わからんこともないがの、お前は親友に巻き込まれてしまったんだろうの」
「あいつが親友?ただの幼馴染で、さらにあいつのトラブルまで俺が沈めてやったのに感謝の一言もないあいつを親友?なおかつ女がらみのトラブルまで俺が解決したのにありがとうの
一言もないあいつが?幼馴染じゃないと確実に殴って埋めてる、なのに幼馴染、・・・・なぜ?・・・・・・・・・・・・・その後、愚痴一時間ほど・・・・・・というわけだ」
「なるほどのう、だが、幼馴染でどうしようもないということか」
「そうだ、ところでお前は・・・」
「おや、時間のようじゃの」
意識が元に戻る感覚、別れ際に俺は聞いた。
「最後に聞く、お前は誰だ」
「直にわかる、なんせこれで最後ではないのだからの」
「どういうことだ・・・」
意識は元に戻った、
零下と光一は次で覚醒して力を手に入れます、覚醒と言っても力が目覚めるだけです