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闇の端を歩くもの  作者: 凡 飛鳥
異世界:序
15/16

魔王の朝は早い

夢を見た、黒い髪で、黒い鎧を装備し、漆黒のバスタードソードを持ち、戦場をかける少年の姿、彼は何故か一人だけには手加減をしていた。




「ハッ!?」


「どうした、魔王、怖い怖い勇者さんが襲ってくる夢でも見たか?」


「デリカシーなさすぎだよ零下君!」


つい手を出してしまった、しかも魔力を込めた平手だ。


パッシーン


「ひでぶ!」




「あ、やっちゃった☆」


「いや、やっちゃったじゃないだろう、かなり痛いぞ」


「えへへ」


「照れんなよ」


「褒めてないの?」


「褒めてないよ」


「そんな・・・」


その白髪の少女は泣きそうだった。


「なんで泣くんだよ、どうしたら泣き止む?」


「零下君がキs「だが断る」そんな・・・」


「大体なんで俺のことを好きじゃないお前が俺とキスをする?」


「ねぇ、零下君って鈍感って言われたことある?」


「言われたことはあるが現代勇者サマよりかはマシだな」


「・・・鈍感すぎるよ・・・」ボソボソッ


「何か言ったか?」


「なんでもないよ、ベーだ!」


少女は舌を出して挑発する


「テメェ・・・上等だ・・・ちょっとコロシアムでやり合おうか」


「ついに零下君が僕と・・・」


「いや殺り合うんだから、てかなにをやるんだ?」


少年は疑問を持つ。


「・・・むしろこの鈍感さ、わざとに思えるよ」


「?なんだ?どうした?」


「ハァ、なんでもないよ」











とまあ、こんな感じで魔王と黒の勇者の早い朝は始まる

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