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博愛国家  作者: りとかた
第13章 背負わされたもの
58/75

6

「やっぱり僕は行くよ。」


覚悟の決まった顔で三男雄を見つめる豊虫の目は腫れぼったい。


「俺も行く。だけど、いろいろ準備がしたいことがある。トビー達に会いに行ってくる。」


三男雄も腫れぼったい目をこすりながら後ろを向く。


「場所、わかるの?」


三男雄は振り向くと自分の鼻をつつく。


「人と違って鼻が少しいいもんでね。」


その仕草がおかしくて2人で笑ってしまう。


「1人で行こうとするなよ。俺らを待て。でも、状況次第では台風をやり過ごさないといけないかもしれない。我慢できるか?」


豊虫は少し下を見て悩む。


「二つ返事でわかったって言ってくれよ。」


苦笑いする三男雄をみて力なく微笑む。


「善処するよ。作戦は教えてくれないの?」


「うん、賭けの要素が強すぎるから意識すると逆に失敗するかも。」


「わかった。頼んだよ。」


あまり信用していないのか三男雄は心配そうに豊虫を見る。

豊虫は後ろ髪を引かれる三男雄の尻を叩くと


「さっさと行って、みのっち!」


三男雄は渋々と言った様子ではあるが前を向き走り出す。

豊虫はそれを見送ると家路につく。

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