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博愛国家  作者: りとかた
第11章 台風は隈取を連れてくる
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2

「あのさ、お前らさ。気をつけろよ。」


今日ずっと様子のおかしい三男雄がぼそっと忠告する。


「気をつけるって…?ああ、台風か。大丈夫。山には行かないよ。」


そう言う豊虫に首を振る。


「違う。いや、それもそうなんだけど…。なんだろうな…なんか台風に紛れて嫌な空気が漂ってるんだよ…。」


「ん?なんの話?都会の空気はいつも悪いでしょ?」


トビーはなんの話かわからないながらも自分で結論を出す。

それを聞いた三男雄はクスッと少し微笑む。


「あぁ、そうだ。でもその悪い空気が山の方まで行ってるかもしれない。でもダメだぞ、山にいっちゃあ。台風で危ないのは変わりないんだからな。」


そう言って2匹を交互に見つめる。


「ガッテン承知!」


トビーは胸を張り翼でドンと叩く。

それを見て豊虫は笑いながら答える。


「うん、山へは行かない。それに気を付けておくよ、身の回りには。」


豊虫は三男雄の嫌な予感がただの勘ではないと思った。

彼の正体である物怪の血が何かを感じ取っているのだろう。

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