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博愛国家  作者: りとかた
第10章 都会の君
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4

2人で無言で暑い中を歩く。


気まずくてトビーが話題を振る。


「ねぇ、俺って羽毛だらけだからさ。暑いでしょ。」


服部は黙って首を振る。

しばらく歩くとマンションの前で立ち止まる。


「ここが家なの?今日は俺帰ろうか?」


その言葉に反応はなく服部は大きく息を吸う。

そして吐き出したと同時に


「ごめん!私ってダメなんだ。ああ言うの本当に頭にきちゃって…。見苦しいところお見せしました。」


そう言って頭を下げる。

トビーはすごい勢いで首を振る。


「いやいやいや、謝らないでよ。むしろ嬉しかったよ。俺のためにそんな怒ってくれるなんて。」


「癇癪女かもしれないけどうち泊まる?」


ピュルルルとトビーは笑いながら


「もちろん。いつ癇癪が出るか楽しみにしてるよ。」


路地裏のマンションの入り口は夏のど真ん中のなか少し涼しい風を吹かしていた。

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