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二枚目のカード 3

 放課後。


 美咲先生に呼び出され職員室を訪ねた。


「はい、これ」


 会うなり手渡されたのは黒い色のカードだった。


 色は違うけどわたしが持っている物と絵柄はそっくり。


「えーっと……?」


 でもいまいち要領を得なくてチンプンカンプン。


「日向さん、これ集めてるんでしょう? だから、はい」


 どうして先生がそれを知っているのかは分からない。


 でもとりあえず貰っておいて損はないよね。


「わーい、ありがとうございます、それじゃあ先生さようなら!」


「はい、さようなら」


 こうしてわたしは2枚目のカードを手に入れた。



 ◇ ◇ ◇



 ところで最近、かやちゃんの様子が変だ。


 いつも一緒に帰っていたというのに今日も先に帰られてしまった。


 も~、ほんと付き合い悪いんだから。


「ちぇ」


 思わず舌打ちも出ちゃう始末。


 だから今も一人寂しくボッチで帰宅中。


 でも良いも~ん、帰ったら雪丸にモフモフしてもらうも~ん。


「あ、青だ」


 横断歩道を渡っていると……。



 ブォ―ン!!



 なんか自動車エンジンのふかし音が近づいて来る。


 も~何? うるさいなあ。


 視線を向ける。



 !?



 わたしは驚愕した。



「きゃああああああ!!」



 その光景に叫ぶしかできない。



 すぐ目の前には自動車が――。


 ブレーキをかける気配が微塵も無い白のセダンがこちらに迫ってきている!


 あ、ダメだ。


 わたしはもう死ぬんだ……。

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