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小さくなったみかん 3

 ズドーン!!


 頭上に降って来た大きな足が着地した。


 ……。


 わたしは目の前が真っ暗になった。


 もうダメかと思ったけどすぐに視界は晴れた。


 偶然にも巨人のかかと部分……その靴底にはくぼみがあった。


 とっさに逃げ込んだことで、わたしも雪丸も潰されずにすんだみたい。



「よかった~!」



 巨人はどこかへ行ってしまった。


 でもそれは束の間。


 すぐにまた地響きが立った。


 そして新たな巨人の足がこちらへ迫ってきている。



 急がないと――。


 ポッケからカードを取り出し唱える。



「変身!」



 わたしの着ていた洋服がフリフリのドレスコスチュームに変化した。


 すぐに持っていたラクガキ帳のページを1枚ちぎって念じる。


 これはわたしが魔法を使うための儀式。


 ラクガキ帳にはあらかじめ絵を描いていた。


 紙はみるみる姿形(すがたかたち)を変えていくと、間も無く箒になった。


 未だ気絶中の雪丸を片手に抱えて箒に跨ると……。



「やった! 思った通りだ!」



 箒はふわふわと宙に浮き上がり、わたしたちを飛行させた。


 わたしはあることに気付いていた。



 変身しているときのわたしは絵に役割を与える事が出来るということ。


 この魔法が最も優れている点は、立体にした絵にはわたしが望む機能を付けられることにある。



 だからわたしはこう念じたの。



 箒の絵よ! 空飛ぶ魔法の箒に変われ!

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