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狙われた親友 5
今のわたしを突き動かすもの……それはこの男をどうやって痛めつけるかという意思だけだ。
わたしが使える魔法は必殺伎の『ジューシー柑橘スプラッシュ』
確かにこれは強力だけど、これは最終手段であって滅多に使うべきじゃない。
それに、この男だけは……本当にこの男だけは何としてでも打撃伎をお見舞いしたい! かやちゃんを触った罪は重いぞ!!
ところで、敵であるこのダサい男が家へやって来るまでの間、わたしは自分が使えるもう一の魔法について振り返っていた――。
わたしが使えるもう一つの魔法……それは、地面に絵を描いてそれを立体にすることだ。
わたしはこの間のことを思い出しながらステッキの先端で地面を擦り絵を描く。そしてイメージし、念じる。
やっぱり絵は立体になった。
『絵を描く』、『イメージして念じる』……正直この二段階の行動は手間だ。
だって絵を描いてる隙にやられちゃうかもしれないじゃん……。
わたしは考える。……あ!
「いいこと思いついた!!」




