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【ありふれたメロディ】  作者: RyU先生
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ありふれた日常



制服のブレザーの前をはだけさせながら、朝日を背中に受けて自転車をこいでいる男子高生がいた。彼の名前は宮代優太(みやしろゆうた)。背負っているのは黒いギターケース、優太は高校の友達とを結成し、学園祭の様な身内に向けた発表だけでなく、ライブハウスでの本格的な演奏も行う、所謂(いわゆる)バンドマンというものだった。


「……ふん、ふーん」


イヤホンに流れるのは今度の選考会で演奏するオリジナルソングの原曲になる、自らレコーダーで録音した曲だった。まだ歌詞はなく、ハミングでそのメロディを口ずさんでいた。200メートルはあろう長い坂道を下っていくと交差点に差し掛かる。その交差点の向こう側を見て優太は思わず「あ、居た」 とこぼしていた。


優太が幼稚園に通っていた頃、それよりもっと昔からあるパン屋。そこのクリームパンが大好きだったことはもう優太は覚えていない。朝に通りかかると焼き上げの最中のパンの芳ばしい香りが漂ってくる。ついさっき朝食をとったばかりだというのに空腹感を感じるのは、さすがは食べ盛りの高校生と言うべきなのだろう。


そのパン屋にここ2ヶ月くらい前から新しいバイトの女の子がやってきた。彼女の名前は園田菜月(そのだなつき)、23歳。優太は放課後に時間があればパン屋におもむき彼女と他愛のない話をして、名前と歳を聞き出すまでに1か月近くも通いとおした。


セミロングで柔らかい茶色の髪。”美人”というカテゴリーには入らないが、年齢よりも少し幼く見え、愛想が良く優太は素直に「可愛い」 と思っている。とりわけお会計の時の笑顔がたまらなく可愛らしいと思っていて、優太はどんどん彼女を好きになっていく。


「あ、優太くん。いってらっしゃい」 


信号が変わり優太が自転車を漕ぎだす。すると店の玄関を掃除していた菜月が、優太に気付いてそう言いながら手を振った。優太は嬉しくてたまらないのだが、恥ずかしがって小さく手を振り返すだけだった。それで精一杯だったのだ。


「オレ、やっぱり菜月さんが好きだ・・・・・・」



学校に着き、自転車置き場まで漕いでいく。本当は敷地内は自転車に乗っていてはいけないのだが、そこは”ロックンロール魂”などと恥ずかしい思春期の反抗心がそうさせていた。


そんな優太が教室に入っていくと、がやがやと皆が取り留めのない話をして盛り上がっている。


「げっ、(りょう)なに勉強なんかしてんだよ!」 いつも一緒にバカばっかりしている親友が珍しく勉強をしていた。陵は幼稚園の頃からの幼馴染で、小学校、中学校も一緒だった。その間にクラスが分かれることもあったが、二人の仲は今なお健在である。


「なにってハゲ山の課題今日までだぞ?」 陵の言葉に優太は「しまった」 と顔をひきつらせた。そう完全に忘れていたのだ。ハゲ山などと不名誉な呼ばれ方をされているのは生活指導の影山という先生だった。教科担当は社会で、授業は分かりやすいが宿題の未提出や教科書忘れなどにはめっぽう厳しく、言ってしまえば苦手な生徒が多かった。


そんな影山は別にハゲてなどいないが、高校生のそこまで辛辣(しんらつ)な悪意が込められたわけでもないニックネームなど、他意は含まれない者でただなんとなく「ハゲ山」と呼んでいるだけなのであった。とはいえ、もちろん本人の前でその名前で呼ぶ無謀な生徒などいないことなど、あえて言う必要はないのだろう。


「え……うそん。それって来週までじゃなかったっけ?」 そう言った優太の険しい表情から、優太の置かれている状況を察した陵が少し冷ややかに言う。


「まさか優太、全然手つけてねぇの?」 優太が頷くと、陵は「ご愁傷様」と呟いた。


「これ出さなかったら親呼ぶって言われてたのにまずいよ!どうしよう陵!?」 事前勧告まで受けていながら、提出物に手を付けていないのだから、誰がどう考えても優太の自業自得なわけで、親友の陵をしても先の一言に尽きるというものだ。


「あ、ああ……」 急に手提げが重くなった気がしてきて、優太は手提げを机に投げ捨てる様に置いた。その重みも何もかも自分が蒔いた種であることは自覚しつつも、非のない手提げに当たらなければそうしようもないくらいには幼稚なのだ。



三日後。


「本当に申し訳ありません。私の躾が至らないばっかりに」 


優太は度重なる課題の未提出のことで、本当に親が呼び出されていた。深く頭を何度も下げる母親の顔を優太は見ることができなかった。担任とハゲ山(影山)と優太そして、母親での四者面談。閑散とする進路指導室は、優太にとっては抜け出せない(おり)の様に感じていた。


「全くお前は……進路もミュージシャンだったか?そんなこと書いていたよな、確か?」 そう言った影山の心の内側が伝わって優太の腹の奥はモヤついていた。この場を乗り切ろうと、優太は笑って「そうでしたね」 と答えた。


「いつまでも、へらへらへらと。進路ぐらいまともに考えられんのか?」 


――プツッ。と優太の中で何かが切れた。


「……な、何だその目は?」 優太は敵意をむき出しにして影山のことを睨みつけていた。普段は怖い先生だと思って反抗することなどないのだが、その時は怖さよりも夢を無下にするような言葉を吐いたことに対する怒りが勝っていたのだ。


その様子に気付いた母親が、優太をたしなめるように言う。  


「ちょっと優太。きちんと先生に謝りなさい」


母親の言葉は優太に響くことはなかった。優太は必死で(こら)えていたのだ。今にも殴りかかりそうになる自分を必死で堪え、無言でただ反抗心を表すしかなかった。母親は優太の代わりとでも言うかのように何度も何度も頭を下げた。


「バンドか何か知らんが、これ以上学校生活に支障をきたす様なら禁止にするからな。分かったか?」


優太は返事もせず、頷きもせずにただじっと睨み続けている。影山は呆れた様にため息をつき、間髪入れる間もなく母親がまた謝罪をする。


「本当に申し訳ありませんでした。家でもしっかりと話をしますので……優太ほら、あなたも謝りなさい」 そう言いながら、優太の頭を無理矢理に下げさせて、二人は進路指導室を後にした。


「……よっ」


進路指導室を出ると陵が待っていた。どうやら優太のことを心配して部屋の外で待っていてくれたらしい。母親も久しぶりの息子の幼馴染に会って笑顔で言う。


「あら陵くんこんにちは。久しぶりねぇ、背が伸びたのねぇ」


「優太のおばさんこんちは。中学の時に泊りに行って以来ですかね?」 そう言って自然と笑う。陵は人当たりが凄く良い。優太も心のどこかで見習わなければと思う反面、時に(うと)ましく思ってしまうこともある。


「もう用は済んだんだから帰れよ」 優太は母親を邪険にし、無理矢理に母親と陵を引きはがし下駄箱の方へと向かう。


「な、あんたのせいで呼び出されたっていうのに何なの?じゃあね陵君、また遊びにもおいで」 そう言った母親に「はい」 と笑顔で応えた陵が二人を見送る。


どうにか母親を帰して、優太は一息をつく。


「お疲れ、問題児くん」 いつの間にか校門まで来ていた陵がそう言いながら微笑んでいた。優太は「うるせえよ」と言いながら笑った。優太は素直に、陵という存在に助けられることが多いと感じていた。


翌日、教室に入るとクラスメイトから、母親の呼び出しをされたことについて散々からかわれた。優太は内心でイライラしながらも、そうした声は聞き流し軽くあしらって席に座る。


「しかし大変だったな。選考会も勝ち進んでるっていうのに」 陵は優太のバンドを本当に応援してくれている一人だ。毎回1500円のチケット代を払ってまでライブを見に来てくれる。高校生にとって1500円というのは決して安くはない。ライブハウスによっては客のノルマがあるので、時には優太達が自腹を切って友達にチケットを配り、ライブに呼ぶこともある。


そんな事情がある中でも、陵はしっかりとチケットを買って、見に来てくれていた。


「……そうだよ。あと一回で決勝だぜ?それが何だよハゲ山のやつ」 優太はそう切り出して、影山に言われたことを陵に愚痴った。陵はいつだって愚痴も相談も、本当に嫌な顔一つせずに聞いてくれる。そして聞くだけでなく、最後にはしっかりと優太を(さと)す様な言葉をかけるのであった。


「まぁ。ミュージシャンなんて不安定な道に進もうとしてるわけだから、そういう風当たりは仕方ないよ。それでもその道を進むんだったらさ、反対されないように学業もしっかりするなり、学業なんて関係ないって言い張れるくらいの結果を出すしかないんじゃないの?」


ごもっともな陵のまとめに優太は「んー」 と低く唸って返事をした。すると、意地悪な顔をして陵が話を変える。


「それで優太、あっちの方はどうなってんの?」 陵の言う”あっち”とは勿論、菜月とのことである。優太は日々の愚痴やバンドのことだけでなく、恋愛の話もよくする。


「うん何ていうか……まじ可愛い」 キリっとした表情で優太がそう言うが、本題から逸れているので陵は冷ややかに返す。


「いや、可愛いかどうかは今は聞いてねぇ」


優太はもちろん陵の言わんとすることは分かっていた。けど、自分のふがいなさから目を背ける様に窓の外に視線を外すのだった。


「あのチケット、まだ渡せてないの?」


優太の手提げの内ポケットに眠る二枚のチケット。友達に配る時には裸で渡しているし、汚れとか折れてしまっていたりしていても気にしない。そんな優太の手提げの内ポケットで眠るそれはクリアファイルにしっかりと挟まれていた。


「……うん」 優太が力なく頷き、陵は優しく「そっか」 と返事をした。窓の外を見つめる親友の横顔を見ながら陵は優しく笑っていた。


しばらくして、その天使の様な笑顔のまま陵が言う。


「歌ってる時の優太は堂々としていて格好良いのに、普段の優太はなよなよしてて本当に格好悪いよな」 あまりにも芯にぐさりと刺さる言葉を飄々(ひょうひょう)と突きつけられ優太は思わず「うぐっ」 と声を漏らしていた。


「だって、もし断られたら……」


こんな問答を優太と陵は何度も繰り返していた。その度に親身になって聞いていた陵も、さすがにライブも迫るこの時期に、こんな弱腰ではと珍しく突き放す様に言う。


「そんなもの、言ってみなきゃ分からないじゃん」


その通り。そんなことは優太だってわかっているのだ。それでも、もしも嫌な顔されたり、断られたりしたらと考えてしまい、あと一歩の勇気が出ずにいた。


「もうさ、諦めたら?」


「は?」


陵の焚きつける為の言葉が、優太には面倒くさそうに言った様に聞こえて頭に血が上る。けれど陵の意見が間違っていないことも分かって拳を握りしめて、こらえていた。陵は続ける。


「渡しもしないんだもん。もう最初から無理だったって諦めれば良いじゃん」


最後のその言葉に優太はキレた。机を思いっきり蹴飛ばして、倒れた机もそのままに教室から出ていってしまった。その姿を陵は少し哀しそうに見送った。


それからしばらくの間、優太と陵は一切口を聞かなくなった。


授業が終わり放課後になってもお互いに顔を見ることもなく、優太は家路につく。イヤホンからはいつもの曲が流れる。自分達で作った曲を聞きながらこぐ自転車はなんとなく清々しさを感じられる。この時間が優太は好きだった。嫌なことがあった時でも、ペダルを漕ぎ、風を受け、メロディを口ずさむ。その時だけはふっと忘れられる。


「ああ、腹減った……」 無意識に出た言葉だった。実際に空腹ではあったものの、すぐ先にあるもののことを考えると、ありきたりな口実だったのかもしれない。自転車をお店の横に止めて、優太はあのパン屋を訪れた。


カランカラン。と呼び出し音が鳴って、レジカウンターにはあの笑顔があった。


「いらっしゃいませー。あ、優太くん」 そう言った菜月の顔を優太は見ることもできなかった。カウンタ―から出てきて、優太に話しかける。


「今日は何する?この前のカスタードパイどうだった?私のおすすめ」


あの笑顔をふりまきながら、近づいてくる菜月に、赤面する顔を見られないようにパンの方を向いたまま優太は返事をした。


「あ、美味しかった……です」 優太は陵に言われた言葉を思い出していた。ライブ会場では堂々としていられるのに、どうしても好きな人の前では素直になれない。そんな格好の悪い自分に嫌気がさしてしまう。


「あーまた敬語。別に使わなくても良いよって言ったのに」


「だって、あ……」


ばちっと二人の目が合った。


「ん?どうしたの?」 顔がどんどん赤くなっていくのが自分でも分かるほどに優太は赤面していた。笑顔が見れて、近くから声がして、勇気を少し振り絞れば好きな人の顔が見られるのに、優太は恥ずかしくて顔を伏せる。



「ずっと菜月さんと一緒に居たいのに、何でだか無性に帰りたいなんて思ってしまう……」 そんなことを考えながら優太はメロンパンとカレーパンを乱暴にトレイに乗せた。そんな様子を見ていた菜月はレジ前にあるサンドイッチコーナーから、ミックスサンドを取って、優太のトレイに置いた。


「なに、2つだけ?しょうがないなお姉さんがサンドイッチをあげよう」


会計の時には菜月の財布からサンドイッチ代を加えて、「店長には内緒だぞ?」 と人差し指を口に当てそう言った。優太は頷いて袋に詰めてもらったパンを受け取る。


「優太くん?どうしたの?」


会計が済んでも動かない優太を見て菜月が尋ねる。どうしても手提げの内ポケットから右手が出てこなかった。顔をふせたまま、優太は自分の右手に「出てこい!」 と何度も何度も念じていた。


「優太くーん?」


ただそれを渡すだけ。クリアファイルに大切に入れられたチケット1枚を渡す、その簡単な行動がどうしてこうも難しいのか、優太は悔しくなる。そして「やっぱり無理だった」 と身体から力が抜けそうになった時、陵の言葉を思い出した。


「歌ってる時の優太は堂々としていて格好良いのに、普段の優太はなよなよしてて本当に格好悪いよな」 そんなことは自分が一番、嫌になるほどに分かっていた。


「そんなもの、言ってみなきゃ分からないじゃん」 それも痛いほどに分かっていた。それでも動かないこの右手の不甲斐なさも、優太は分かっている。けど……


「もうさ、諦めたら?」 それだけはできない。できないのだ。優太は別に陵を見返してやりたい気持ちなどは無かった。ただ純粋にそれを渡さなければならないと思っていた。ただ、陵のその言葉が、いつでも話を聞いてくれた笑顔が、ほんの少し優太を後押ししたことは(まぎ)れもない事実だった。それだけのことだったのだ。


「こ、これ。今度の土曜に一緒にどうですか?」 あんなにも大切に保管していたのに、握る手に力が入ってしまい、少しくしゃくしゃになってしまった青いチケットの片方を差し出す。


「・・・・・・」 一秒?二秒?沈黙が流れていく。そして右手にふわっと柔らかい手が重なった。


「うん、良いよ。ちょうど土曜はバイト休みだし」 そう笑ってチケットを受け取った菜月。優太の手は震えていた。


優太はぽけーっとしながら店を出た。カランコロン。小さな音が響き、優太は半ば放心状態で自転車を置いた場所まで歩いていく。放課後、大人も帰宅の時間。交差点には多くの人が居た。


「……よ、よっしゃーーーーっ!!」 店の前で思いっきりガッツポーズを取って優太は叫んでいた。通りすがる人の波の中で、近くにいたおばちゃんが笑っていた。


「やばい、やばい、やばい!まじで嬉しい」 心の声はしっかりと音になってこぼれていて、優太はチケットを受け取ってくれた菜月の笑顔を思い出していた。それと共に、もう一つの笑顔が頭をよぎる。


「陵、オレやったよ……」 優太は「この喜びを誰に伝えたいですか?」 なんてありふれたインタビューをされたらきっと親友にと答えるのだろう。なぜなら、菜月の笑顔と共に真っ先に頭をよぎったのはいつでも話を聞いてくれた陵だったのだから。


優太はパンを前カゴに乗せて、自転車に乗ってはしりだした。イヤホンは首下でぶら下がり揺れている。自己嫌悪を当たり散らしたようなものだった。それもはっきりと自覚していた。だけど、どうしても話しかけることもできずにいた。


「本当にオレは格好悪いな……」 優太の小さな呟きが車輪の音に消えていった。


夜になって優太は陵に電話をしてみた。初めはお互いに沈黙が続いたけど、菜月にチケットを渡したことを伝えると陵はまるで自分のことの様に喜んだ。改めて陵という親友の存在の大きさに気付いた。だから気持ちを伝えなければと思った。


「陵ゴメ・・・・・・いや、ありがとう。陵のおかげでチケット渡せた」 優太は途中で伝える言葉を変えた。きっと初めに伝えようとした言葉も間違ってはいなかったのだろう。それでも、より自分の気持ちを、陵が聞きたいであろう気持ちを伝えるならば「ありがとう」 が適していると思ったのだ。


だってそれが、照れくさかったけれど優太が陵に伝えたい本心だったのだから。


「ううん。優太が頑張ったからだよ、おめでとう」


「……うん」 優太は鼻をかいて小さくそう言った。それから一時間くらい何でもない話をして電話を切った。ほんの少し話をしていなかっただけで、話題は溢れるほどに出てきた。優太も陵もたくさん喋って、たくさん笑った。


「さーて、そろそろ寝るか・・・・・・」


優太は最後に自分の手提げカバンの中身を確認した。クリアファイルには青いチケットの片方だけが入っている。それを見て笑い、また大事に元に戻した。そうして、今日のことが夢でなかったことを確認して、優太は眠りにつくのだった。









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